若者を大事にされた司教様らしく、追悼の辞は男女2人の若者。
「司教様は私に二つの大事なことを教えて下さいました。『一つは、お酒が飲めなくてもソフトドリンクでいいからみんなとの交わりを大事にしなさい。』だからお酒の苦手な私はソフトドリンクを飲みながら交わりを大切にしています。二つ目は、『福音を軸にした生き方をするように。日曜日のミサを大切にしなさい。』壁に当たったら望洋庵にお祈りに行ってます。」
もう一人は大神学生。「『アキラ、モゴモゴ言わずにはっきり言いなさい。』今もモゴモゴですが…。安らかにお休みください。」
いずれも正確ではないが、司教様と出会ったことで新しい人生が始まったことを正直に披瀝して心からの感謝を述べ、時には笑いも起こった若者代表の追悼の辞は参列者の涙を誘った。ちなみに、望洋庵とは司教様が引退後、京都の教会で始めた信仰道場?のこと。今も若者たちの学びの場となっている。
その若者たちの教育の成果ともいうべき先月27-28日の松山でのNWMの成功を見届けるかのように逝かれた司教様。なし終えた後を若者たちがきっと引き継ぎさらに実らせていくことでしょう。ボクからも「ゆっくりお休みください。」
ドンボスコの弟子らしく、若者のためならどんなに疲れていても、夜遅くであろうといとわない。若者が待っていると知ると元気が出るという。生前の証言。歴史学者でもあり、日本188福者にユスト高山右近の列福、いずれも司教さんの尽力に負うところが大きい。さて、ボクはどんな最後の準備をしたものか。式中、少しだけ深刻になった。
8時前に帰り着くと午前9時から始まったいつくしみの24時間に顔を出した。徹夜はちょっと厳しそう。
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