幼稚園改革ですべて一新。開園して50年たっても第一回卒園式。歴史のはざまで巣立った21名。

あまり見かけないマリア様だった。 それでも!Blog

二つのクラス

右の瓦屋根が教会。最後の卒園式は加世田聖母。これも正式には、カトリック聖マリア学園認定こども園加世田聖母幼稚園となる。ここでは、卒園証書ではなく保育証書授与式。「以下同文」が導入されていたのでスムーズ。縦割り保育によるモンテッソーリ幼稚園でのクラスの呼び方はAさん、Bさん…で卒園する子供たちは「Aさん」と呼ばれていた。年齢別のクラスもあって、こどもたちは二つのクラス名を持つことになる。

Bさんも泣いた!

ここでも在園児のBさんたちが後ろに控えてお別れのセレモニーをこなしていた。卒園するAさんの中には泣く子もいたが、一番ゲンキに泣いていたのが後ろのBさんだったのには驚いた。小柄な子だっただけにあんなにあどけない子供でもお兄さんやお姉さんとの別れがつらいようで、ボクにとっては前代未聞。子供といっても感受性は大人以上に豊か。言葉での表現はできなくても体全体で表明できるまっすぐな命に脱帽した。

祈りの家も

日本家屋の聖堂。モンテッソーリ教育への理解が広く浸透しているようで、21名の卒園児にたいして来年はその倍を超える子供たちがいるらしい。園児増と共に老朽化に伴い、ここでも数年後の再建を目指している。聖堂も老朽化していることからこの際新しくなることに信者たちとしてもやぶさかではないが先立つものが問題。それ以上に、古くなったからといって、信仰生活の凝縮したたくさんの思い出の詰まった聖堂は信者たちの祈りの家であり生活の中心。心のよりどころ。そのままそっと少しだけ移転という程度で済むといいのだが。

大きな星

内田さんの訃報が携帯に。鹿児島教区の大きな希望の星を失った喪失感は大。今日、明日、種子島黙想会。何とか明日の葬儀ミサには間に合いそう。幼稚園、唐湊の再開発等々たくさんのご苦労をおかけした。御父のもとで安らかに。

加世田聖母幼稚園の園歌

 

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