ガラガラでも荘厳に
祭壇奉仕者選任式。来年3月21日(水)春分の日、徳之島での終身助祭叙階式最後のステップ。聖体授与の権能を授かる式。「最後の仕上げは何が何でもカテドラルで」との思いは固く、あらゆる交通機関がマヒする直前の15日、つまり2日も前に鹿児島入りの候補者池上さん。繰り返される大型台風情報に恐れをなしたのは信者たちも同じ。おかげで、9時のミサは超ガラガラ。それでも、式は粛々と進行し、聖体を入れる器チボリュームが手渡されて式は終了。短い式ではあったが、本人としては最後の階段を上ったという思いに、助祭への決意を新たにしたに違いない。
なれかし
目前に迫った23日の司祭叙階式の会場準備も欠席者多数で見送られた。それでもというか、おかげでというか、通常のミサ後に開かれるお茶カフェで親しく談笑できたのでよしとしよう。福音のメッセージは無条件の赦し。深い共感とも。ミサガラガラの責任。テレビでも気象台でもない。誰も問われない。問うまい。なれかし。
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