今日は主のご公現、東の国の博士らがやって来た日、ヘロデ王の奸計を逃れた日、教会ではクリスマスセットが姿を消す日

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主のご公現

信者から寄贈を受けた自筆の聖母

信者から寄贈を受けた自筆の聖母

早いものでクリスマスが過ぎたかと思うとあっという間に年末に新年、そして今日は主のご公現。東方の国から博士たちがやってきたことを記念する日なのだが、クリスマスの飾りを撤去する日となっている。博士たちには少し気の毒な感じもするが、教会の暦では明日が主の洗礼を祝う祝日となっていて、御降誕の二週間後には成人したイエス様を祝うのだから忙しい。それに翌日の火曜日(9日)から年間が始まるので、ご公現の日に博士たちを飾った翌日は撤去というのでは気の毒感が倍増するので仕方ないのかもしれない。

教会歴の怪

ともあれ、年間週日のことを英語ではORDINARY TIMEという。四旬節でもなければ待降節でもない普段の季節ということになる。イエス様の生涯を一年で祝おうとするのが典礼歴なので、教会にとってクリスマスが元旦ということになる。世の人々が、お屠蘇気分が抜けないうちに、あわただしく仕事に出かけ、日常生活のリズムに戻るのに似てもいる。考えてみると、赤ん坊のイエス様について述べる聖書の記事はわずかで、大半は大人になっての宣教活動に関するものなのでコンパクトな教会歴は理に叶っているともいえる。

祝福式

いずれにしても、明日の主の洗礼に始まりイエス様の宣教活動の中で起こる様々なことを記念し祝う季節が始まる。そんな節目となる今日のミサで6人の子供たちの祝福式があった。愛らしく「かわいい!」の一言に子供たちもまんざらでもなさそう。中には、吉野教会時代の侍者ボーイだったサッチャンの三番目の子供もいて驚いた。孫みたいなもので改めて歳を重ねた現実を思い知らされた。クリスマスに洗礼を受けたピカピカの一年生たちとのミサ後の歓談はお茶のサービスを受けながらの小一時間。伊集院班の新年会の話もあって時を忘れた。こうして、次第にみんなと馴染み信仰生活にもなじんでくれるとうれしい。夜は、韓国籍司祭たちとの会食。久しぶりに5人が顔をそろえる。各小教区での活躍を知るのも楽しみ。

ミサ説教音声

説教は相変わらず長すぎた。せめて15分たった時止めるべきだった。*トラブル発生。しばらくお待ちください。

 

 

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