迎えてくれたのは相変わらずアオサギにコサギ、それにオオバンたち。ボクにとっては旧知の仲?だが、今回はこれまでとは違う姿を見せてくれた。先ずはオオバンから紹介しよう。癒しの数分になるといいのだが。
オオバンはヤンチャ
春の日差しを浴びて清く澄んだ甲突川の流れに水鳥たちもさすがに気持ちよさそう。すべるように泳いでいた一羽のオオバンが突然羽ばたいた。「アア、キモチイイ、サイコウ!」飛ぶか!?初めて見るオオバンの飛翔に心を躍らせたのもつかの間。何事もなかったかのようにスーッと行ってしまった。ニンゲンヲカラカウンジャナイ!
見るともう一羽が土手に向かって足の立つところまで行った。泳ぎ疲れて一休み?と思いきや、土手に芽吹いた新芽をくわえて「ウーンショ!」
土手の新芽を口にくわえてブンブン振り回したかと思うと川面に投げ捨てる。流れていく新芽をまたくわえて同じことを繰り返す。餌取りの練習?それとも遊んでいるだけ?
ひたすら待つ
一方こちらは、動のオオバンとは対照的に静のコサギ。前回もここにいたな。小魚が落ちてくるのをひたすら待つ漁法。目を凝らしてひたすら見つめ続ける。微動だにしない。その集中力はすごい。ボクの方が根負けした。
こちらはアオサギ。首を思い切り長くして獲物を探している風だが、もしかしてカメラを構えた怪しげな人影に警戒?こちらも、コサギに負けずに忍の一字で動こうとしない。やはり根負け。
こちらのアオサギ君、枯草の茂みに頭を突っ込んで、これまた動かない。鳥たちの社会も住みづらくなって何もかも嫌になったのか。それとも認めてもらえなくていじけたのか。駄々っ子サギ?
ボクもう帰る!目の前をけたたましい鳴き声を上げながらアオサギが飛んで行った。お目当ての魚にもありつけず、きっと待ちくたびれただけだったのかもしれない。2時間半、ボクは楽しかったけどな。
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