砂のアイスクリーム
「園長先生、ハイアイスクリーム。」プラスチックの小さな器に盛られた砂の山。「どうもありがとう!いただきます。ペロリ!ああおいしかった。どうもありがとう!」受け取った砂のアイスクリームを返すと、子供は喜んで帰っていく。砂場に戻ると、新たなメニューを持ってくるので閉口するのだが、同じセルフを言えば満足してくれるので助かる。子供も、もともと食べてもらおうなどと本気で考えているのではない。一緒に遊んでくれるかどうか試しているだけではないのか。そう思った時、思い浮かんだのが上記のお付き合いの仕方だった。子供もわきまえたもので、二回が三回になることはまずない。
砂の富士山
3度目は、山を作ったからと砂場に招待された。女の子ばかりで砂山を作っていた。砂場で山を作るのは男の子の専売かと思ったのだが、先入観だと分かった。上へ上へと砂を盛るのだが、ある程度行くとなかなか積みあがらない。その代わりふもとがどんどん大きく広がっていく。感覚教具でピンクタワーを作る活動がある。ピンクの立方体を積み上げて最後には1センチ四方のものを置くと美しいピンクタワーが出来上がる。それをイメージしているのかもしれない。頂上が鋭い峰になるようにどんどん砂を盛っていくが、なんせ砂。それでも飽きずに時間いっぱいやっていた。
時間管理も自分たちで
「あ、もうじかん!」ドッチボールに夢中になっていた子が、突然時計を指さして言った。そういえば、先生は、「今日はこれでオーしまい」とは這いわない。「長い針が何時を指したらお昼休みが終わる」約束事があるからだ。だから、時計のわかる子が中心になって時間の管理も自分たちやっているのだ。さすが、モンテの子たち。ホコリまみれになったズボンを意に介することもなくクラスに引き上げた。
久しぶりにボクのアイドルたち登場。わーいえむしえい!昔の曲かと思ったらまだまだ健在のよう。さすがに年長さんたちは気合があ入っているが、年少さんたちとなるとどこ吹く風。乗っているようないないような、遊んでいるようなやっているような。とにかく、マイペースの自然派ぞろい。
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