初心者の悲哀をなめながら5年の遅れを取り戻すべく頑張ったのだが

少しみえた無償化への経緯

 研修初日はスライドショーで気はまぎれたものの、特に二コマ目は、建築家としては優れているとは思うが、釈迦に説法でしかも上から目線で少しムッ!明けての今日は、文部科学省幼児教育課の課長という人の2時間にわたる講義。初めて聞くことが多く、複雑過ぎて初心者のボクには難しかった。ただ、無償化の背景というか、政策の動機や目的はよく分かった。それに、あやふやだった123号認定の違いが明確になった。また、無認可であろうがなかろうが、子どもを預かる施設には出費を惜しまないという政府の太っ腹が国民全てから徴収する消費税のせいだということも、なるほど、言われてみれば当然。それにしても、立ったままで2時間しゃべりっぱなしのあの役人、大物政治家相手に丁々発止やり合うというだけあって、天候不良のため新幹線8時間の長旅を強いられたとは思えないほどのエネルギッシュ。なるほど、こんな人たちが日本を動かしているのかと実感。知る由もない政策決定の真相の一部を見せてもらったようで貴重な時間だった。

絵画展、人出はぼちぼちでも

島が丸かったとは!

知林ヶ島、本当は丸かった!

閉会式を待たずして講義終了とともに退出。本部で、コンビニで購入したざるそばの昼食。お茶とコーヒーの接待を受け、新聞を熟読して作品展の会場へ。すっかり雨も上がり台風もそれた模様。天気が回復したせいか大勢の人が来てくれた。なかには、目利きの来場者もいてその観察力に当番の3人は深く感銘を受けた。「このスイカはおいしそう。思わず取って食べたくなる。こっちは、『食べたくなかったら食べなくてもいいよ』と言われているみたい」など。するどい感性に驚いた。ここでも「時には顔を出して下さい」と誘われたが、月一で行けたら行きたいと思った。「指宿でも描いて下さい」と先生に言われたが、知林ヶ島に渡った時の風景を描いてみようか。

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