それでも!Blog

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電話で祈る

電話で祈る会。おそらくなんだろうと思う人がほとんどかと思う。29年ほど前としか言えないが、「鹿児島教区の事業として相談電話を開設したいが、担当になってもらえないか。」教区事務局からの問い合わせに二つ返事で引き受けた。二年の準備の後にオープン...
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二つの現実

難癖をつける。人をいじめるときのことばだと思うのであまり使いたくはないが、中国のキリスト信者たちは、カトリックもプロテスタントも、国から難癖をつけられて苦しんでいる。つまり、「教会の屋根にある十字架を下ろすように。そして教会の正面に持ってく...
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初夏の川紀行

おむすびを作ってもらって、11時、まぼろしのオシドリを探しに脇田川へ。脇田で市電を降りていざ。ネットでの情報をもとに胸の高鳴りを覚えながら、先ず、橋の下を覗いた。いない!ま、いいか。上流を極めるつもりだったから。それに、今日は、オフの日を宣...
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50周年考

このところ、50周年を祝う機会が多い。今日は、5年間務めた志布志教会と幼稚園の50周年。50年が一区切りであることは、記念祭の度に思う。50年たった今、小教区をはじめ宣教会や修道会も軒並み老年期に入った感を否めない。日本社会の変化の激しさと...
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目からウロコ

フランシスコ教皇の講話集2からの受け売りその2。突然だが、英語で従順はobedience。ob-audire(ラテン語で傾聴する)が語源だという。 従順とは「おとなしくて人の言うことをよく聞くこと」(デジタル大辞泉)とある。これだと、聞き従...
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花嫁

去る4月17日(木)、聖香油のミサでのフランシスコ教皇の説教(今朝のミサ後の読書)をまず引用してみたい。 「司祭の喜びは忠実さを姉妹とする喜びです。(中略)唯一の花嫁、教会に常に新たに真心を尽くすという意味です。そこに、忠実さについての秘訣...
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自由二題

改めてわが身の自由を思った一日だった。30年前、ここカテドラルの助任司祭であった当時、自宅で会ったことのあるケンちゃんが逝った。歩くこともなく、話すこともできず、40年間介護を受けて育った。その後、母上ともども洗礼を受けたと聞いた。復活祭に...
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水の心に

「水は…さまざまな姿で働きます。水はやしの木とぶどうの木の中に別々の姿となります。水は、すべてのものの中にすべてとなります。…雨を受けるもののありさまに自分を合わせ、それぞれのものに適したものを生じさせます」(今日の教会の祈り第二朗読)。4...
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看取る

先ずは、祝主の御昇天。 宮崎でのMEの分かち合いのテーマは看取る。チームカップルのプレゼンテーションはさすがに赤裸々で、涙を拭う参加者もいたり、永遠にきて惜しくない看取りの現実に直面した。 司祭にとっての看取りとは?考えたこともないテーマな...
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本当の英雄伝

カロルー教皇になった男。いつだったか、「時間が取れた時にどうぞ」と手渡されたヨハネ・パウロ二世のDVD。特別の予定が入ってない今日、午前中前篇を、午後に後編を見ることができた。演劇に興味があったというのは聞いていたが、仲間の中心的存在だった...