東京･真生会館主催の講座。「カトリック司教が見る教会共同体の課題」１時間４５分の講話。脱線が多くて、肝心の「信仰の三点セット」が上滑りで終わったのは悔やまれるが、参加者一人一人に働かれる聖霊の働きに信頼しよう。

イトコ博士との会食が弾み、時間間際の駆け込みも反省。

１７：００発も元国鉄出身のモトジさんのお陰で、電車の乗り継ぎもスムーズ。ビールで乾杯できるゆとり。喋り捲った後の一杯が臓腑にしみた。

しかし、全てがうまくいくとは限らないのが人生。我らがジャンボ機、強風で激しく揺れる中、全員の祈りも空しく、三度の着陸トライに失敗。結局、福岡へ。緊張感をほぐす間もなく、数百名の乗客と共に２１:１０の最終列車目指して博多駅へ殺到。

何とか席を確保できてホッと一息ついたのもつかの間。不幸にも一歩遅れの乗客が通路にあふれて立ち往生。「ママ、先にい行けないよー」半べその子どもが真横に。「おばさんが抱っこしてあげる。」内心ホッ！コトハ　ソウ期待通りイクモノデハナイ！「・・・」「すみません。ほら・・・」母親に促されても「･･･」。「コマッタナアー」・・・・「じゃあ、お母さんと一緒にどうぞ。」

何食わぬ顔で席を立ったものの、目の前はかなり暗いものがあった。夕食はとっくにあきらめたとしても、「二時間近い講話、三時間あまりのフライト、二時間の立ち席かー！」弱音がムラムラ。弱音は弱音を誘引しやがて不満。「こういうときは一両増やすぐらいのことをしてもいいのになあ！」そんな本音と葛藤しながら、「主よ、ありがとうございます。感謝いたします。賛美いたします。」

結局、深夜０時過ぎに帰館。今回もナガーイ一日だった。