川内殉教祭
昨日の日曜日は川内殉教祭。ティエン・アン両司祭を伴って新幹線で川内へ。今年は、参加者多数。約500名?珍しく鹿児島地区のほぼ全司祭も参加。かつて無いことだという。
鹿児島での唯一の殉教者・レオ税所七右衛門。お隣の町都城出身。薩摩川内平佐の殿様に仕えた武士。洗礼を受けて4か月もしないうちに斬首刑を甘受。39歳。来年の秋にも福者に叙せられることが確実となった。福者は聖人になる一歩手前の天国での位。そういう言い方は、天国で聖人と違う待遇を受けているかの印象を与えるのでふさわしくないかもしれない。いずれにしても、信仰を英雄的に全うしたという点では私たちの鑑。
帰ったら、長崎純心大学の片岡るみ子先生の講話を元にもっと正確なレオ七右衛門伝をお伝えしたい。講演に続いてミサ。そして、最初の教会跡地京泊へ巡礼。駐車場から約500メートル。小高い丘の上に立った教会の歴史も迫害の歴史と共に長崎移築の悲話が伴う。大きなロザリオの前でみんなでマリアさまの聖歌を歌い、ロザリオ一連。
帰り道、河口に伸びる岬の向こうに原発の頭が帽子のように見えた。日本から迫害の血は流されなくても、一歩間違うと大量破壊の道具になるかもしれない現実が目の前に。祈るべき事は多すぎる。
近いうちにアメリカに移住する李さん宅へ招待。遅くまで歓談。ティエン・アン両司祭はカワミズ夫妻と帰り、一人だけ残る。そして、今朝6:57の新幹線で神学校での会議へ。博多駅から神学校の近くまで地下鉄が延びて便利になった。明日は神学院祭で卒業した司祭達が集う。
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