お遊び三昧
釜山教区の神学生キムさんが二週間のボランティア活動を終えて奄美から帰ってきた。空港から指宿へ直行。目的は砂蒸し温泉体験とソーメン流し。
30日の今朝8:30。教会裏の下水道のような川面が真っ白い湯気で覆われていた。いつもは分厚く溜まったヘドロのそこからはメタンガスの気泡が見られるのに、今朝は湯の町指宿の面目躍如。キム神学生も車を飛び出してパチリ。
ビアンキ。昨夜の夕食会場。漢字の屋号(美庵木?)を見るまではイタリアレストラン?れっきとした日本料理の店。そこのご主人お勧めが「山川砂蒸し温泉」。
「15分が目安です。」テントを張った「砂蒸し場」に浴衣のまま仰向けになると、数名の小母さん達が手際よく砂をかけ始めた。みるみる全身に感じる暖かい砂の重み。お腹の砂を少し払って貰ってようやく圧迫感から解放。
小母さんの一人が、キムさんのカメラで三人を撮ってくれた。時折海からの冷たい風がほほをなでるが全身ホットサンドに包まれているのでむしろ心地よい。ウトウトも・・・。時計を見ると25分も経っていた。真冬のせいか期待の汗は一滴もほほを伝わることなく風呂場へ。
長崎パーキングガーデンのネズミのショーは楽しかった。ゾウつかいにヘビつかいは聞いたことがあるが、ネズミつかいとは。ロープ昇りに山登り。ジャンプにすべり台。極めつけは、数メートルのロープをたぐり寄せて自分が乗ったゴンドラを動かし向こうの巣箱までの空中移動。まだ若い調教師の軽妙なしゃべりは観客を魅了。調教の様子など聞きたかったが時間切れ。それにしても、彼の顔がキャサリン(一匹の名前)と重なったのはボクだけ?
11時半。予定通り唐仙峡ソーメン流し。砂蒸しが一番乗りならこちらも一番乗り。こちらも初体験のキムさんは「美味しい、珍しい」と大満足。
同行のマツモリ神父さんの3時の勉強会にも悠々セーフの楽勝帰還。それにしても、キムさん接待を口実に遊んだ遊んだ。
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