2007/03/10
ベトナム開放は近い?
作成者 admin
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投稿日
2007年03月10日 17時42分
最終変更日時
2007年03月10日 17時46分
昨日、一ヶ月ぶりにティエン、アンの両神父さんが帰国した。走りを早めに切り上げて、久しぶりの賑やかな会食となった。「ベトナムはどうでしたか。」歓迎の第一声。
- トテモ変りました。
- どんな風に変ったの?
- タトエバ、叙階のアトで帰りました。ミサですね。主任司祭OKでした。私ダメでした。今度、同じヒト(警察)家に来ました。
- それで?
- 「あの時はスミマセン。わたしも辛かったデス。」謝りました。そして、みんなでシャケ(酒)を飲みました。ハッハッハッ・・・!
思わずホロリとするではないか。いくら警察官とは言え、同じ村のナジミ。心を鬼にして政府に従っていたのだ。似たような話は、子供の頃父に聞いたことがある。
- ここは一つ、ワシに免じて印鑑を貰えんかね。
そう言って、父の親友は、カトリック放棄のあかしに印鑑をつくよう願ったという。時代が変ろうと、権力に仕えるということは、所詮は犠牲者ということなのかも知れない。
ティエンさんの村の警察官がいとおしくなった。
お昼に、かつての小教区の班集会に招かれ、「鶏飯料理」をご馳走になった。久しぶりにふるさとの味を堪能。
今日は土曜日。久しぶりにアンさんが包丁を握った。今夜は久しぶりのベトナムの味。
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