小宿小教区教会巡り
18日。午前10:00。六教会から集った百名近い信者達で聖堂は人で溢れた。中には、玄関に立つ人も。そんな中でのミサはホント久しぶり。
ほぼ全員が残っての「ルーシン館」(アメリカ人宣教師の名をとった信徒会館)での弁当昼食会も、各教会からの出し物で大盛会。中でも、知名瀬教会の信徒達が「年金合唱団」と紹介されたときは、さすがの当人達も思わず爆笑。主任司祭は「モリアガリました」とご満悦。
午後、主任司祭の意向で、10人乗りの大型車に各教会の代表が乗り合わせて、一番遠い戸円教会から教会巡り。トンネルを二つも抜け、東シナ海に面した断崖絶壁の険しい峠の道を下り切る少し手前に集落はある。壁に白い十字架の民家風の教会。中には、思いがけない手彫りの立派な祭壇が。元気な信者は4,5名。それでも、喜び・希望・感謝があるようにみんなで祈った。最初の福音宣教は1921年。大正10年。保護の聖人は無原罪の聖母。
海を左手にしながらの帰りのドライブで、白波の砕ける切り立った崖を目の当たりにしてトンネルの必要さを実感。小さな集落を過ぎ、小さな峠を越すと大棚。1960年宣教活動開始の当時は名瀬から船で上陸。たちまち求道者が生まれ数十名の集団洗礼となった。現在も50数名が村にいるが、わずか十名程度がミサに来るだけ。主任司祭と「残りの者」の熱意により、聖堂修復作業が進められている。完成祝いには全信者を招こうとその日を待ちわびている。修復中の聖堂で信仰の再興を祈った。保護の聖人はロザリオの聖母。
次回に続く。
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教会って、新しくても、古くても、本当に心地よくて落ち着く場所ですね。
一人でたくさんの教会を訪ねることは難しいですが、お写真があると私も行ったつもりで楽しいですね♪