鹿屋教会訪問
早朝5:50。予約のタクシーで鴨池港へ。サービス精神旺盛な50歳代の運転手さん。「私どもは予約のお客様を優先するんです。」当たり前のことだとは思うが、一生懸命話題を提供しているのが微笑ましかった。
7:05垂水港着。バスの時間は7:10に設定。なる程よく出来ている。行き先は「志布志」。思わず所要時間を聞いてみた。
- 志布志には9:00ちょっと過ぎですね。
志布志のミサは10:00。ちょうどいい。志布志訪問はこれにしよう。途中で三人の高校生を乗せて、乗客は合計5名。あまりスイスイなので途中で何度か時間調整。新生しんせい・軽砂かるさ・宇住庵うじゅうあん、など珍しい名のバス停が続く。8:00鹿屋バスセンター着。
バスセンター。かつて、この一帯は、デパートが建ち商店街が連なり、確かにセンターだった。国道十号線が町を縫うように走る丁度真ん中の川べり。北側のバイパスと東の台地に挟まれたいわば谷間。シャッター通りと化したセンターにもう一度夢を!不退転の熱い思いで巨大な地域再開発商業ビルが川べりに建設された。4月1日がオープンだという。
教会まで徒歩約十分。9:30までにはまだ余裕。オープン前のビルのオープンスペースを散策。我が故郷奄美は沖縄と本土の谷間。ふと身につまされ、是非成功してほしいと思った。
ミサ後のアットホームな茶話会で、手作りのコロッケ二個。ミソ万十二個。お手前も。その他いろいろ頂いてお昼に代えた。
主任司祭の案内で、星塚・敬愛園の在宅の皆さんの聖体拝領のお祈りにも同行。辛い過去にもかかわらずひっそりと余生を送る皆さんの信仰と明るさに救われた。時折小雨がちらつくどんよりした朝の天気がうそのような快晴に。
大根占教会まで足を伸ばして司祭と歓談。別れ際、
- そのうち一緒にミサをさせてください。
- どうぞ。是非!
イタリア人宣教師の青い目がまん丸に輝いた。
フェリーのうどん410円。おにぎり二個180円。ラウンジ風のコーナーで千秋楽を観戦しながらツルツル。すると、元気なおばさんたちが隣のラウンジにドヤドヤ。良くしゃべるしゃべる。無頓着を装ってうどんとテレビに専念。ややあって、後ろから誰かが肩をポン。
- 司教さんじゃないの!これ、みんなあたしの生徒。
陶芸教室を営むなじみの信者が笑っていた。内之浦へのピクニックの帰りだとか。生徒さんたちとたわいない会話を少し。かしましかった割には感じが良かった。
それにしても、うどんの現場に信者の眼があったとは!
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