中高生長崎巡礼同行記1
27日。一行十一名。今年の参加者は近年まれな少人数。泉神父さんが巡礼の団長兼運転手。保護者や本部職員の盛大な?見送りの中、予定通り、10:30出発。
あいにくの雨模様だが、高速道路の両脇にはこぶしの真っ白な花が目を引く。レオ七衛門のドラマをCDで聞く。何度聞いても感動。タイトルは「天国への十字路」。寝ている子もいたようだが・・・。約二時間後に宮原パーキングエリアで昼食。熊本ラーメン・天丼とうどんセット・その他。
長崎に着く頃は雨も止み、大浦教会へは傘なしで。被爆したマリア様の御像の頭部が安置されている小聖堂で最初のお祈りを捧げた。如己(にょこ)堂横のしおれたバナナの木が「被爆」を連想させて痛ましかった。
天を指す右手。水平に伸べられた左手。全てが平らかに平和であるように。力強い男神像にこめられた平和への願いは人類共通の悲願。「のどが渇いてたまりませんでした。・・・」ある少女の言葉が石に刻まれていた。すぐ近くを流れる浦上川には被爆者が殺到したという。あの少女は、「油のようなものが浮いていた」水を飲んだという。「きれいな水をたくさん飲んでください。」そんな思いを託して噴水が設置された。
帰りしな見た浦上川には小魚が群れていた。
- 生活排水だから汚染されているかも・・・
- 汚染されていたら魚は住まないんじゃないですか。
中一のハヤミ君が反論した。
- なるほど
ともあれ、浦上川に平和が戻っていることは間違いないようだった。全国小学生バレーボール大会と重なり、ホテルも未来のVリーグたちでごった返していた。
夕食後、イキのいい青年ネットワークのメンバー二人が夜討ち。深夜まで歓談。
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