220円のショック
600円と380円。ほぼ同じ大きさのサバの値段だ。近くのマーケットには二軒の魚屋があることに気がついた。
入り口に近いほうの店で「600円は安い!」と三枚に下ろしてもらった。余談だが、「二枚におろしてください。骨も欲しいのですが」と言ったものだから、オヤジさんは理解に苦しんだらしい。怪訝な顔をするものだから、あわてて「こっちの面と、こっちの面の両方で二枚、それに骨のところも・・・」と説明したら「だから三枚チュウことやね」と訂正された。なるほど、骨の部分まで入れると本体が三枚になるわけか。なんとなく、いいことを教えてもらったようで嬉しかった。しかし、その嬉しさはすぐに失望に変わった。
明日の分の野菜ジュースの材料を籠に入れて二軒目の魚屋の前を通った。素通りすればよかったものを、いろいろの鮮魚を眺めているうちに、長崎産サバ380円を発見!「ナ、ナンダト!」思わず引き算をした。600-380=220。いかに数字に弱いとはいってもこの落差を無視できようか。しかも、600円より心なしか大きく見える。
すっかり動転したので「すみません。このサバ、三枚に下ろしてください。味噌汁にしたいので骨と頭も・・・。」「はい、いらっしゃい!・・・味噌汁?臭カドー。」いかにも臭い!という顔をしたので「あ、そうですか。」あっさりあきらめたが、それにしても、我ながら動機不明の不要な買い物をしてしまったよう。明日は昼も夜も一日中サバ尽くしだ。主の受難にちなんで、ちょうどいいかも。ともあれ、あの600円の店には二度と行くまい。
土日の食事は各自バラバラ。結局、一人で半身を調理して平らげた。塩加減も上々。今回は大成功だった。そうそう、600円の店で「味噌汁用に」と貰い受けた骨と頭をスープにした。いい味が出た。生臭さはなかった。臭みを取る極意は水と一緒に煮るのではなく、沸騰してから入れること、と教えてもらったことがある。その通りにしたのが効を奏した。それにしても同じ屋根の下でどうして?いまだに220円が尾をひている。
テレビの前の60分ランは快調。快調といえば、サガン鳥栖、J1に上ったばかりなのに、ワールドカップ代表選手もいるというヴィッセル神戸を3-0で降して快進撃。応援したい。
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屋久島沖のものと、その他では随分違うようですよ!