「良いクリスマスを!」考
電話で祈る会。かれこれ25,6年になるかもしれない。毎週木曜日の午後9:00、全国各地に点在する会員の電話が鳴る。
主宰する司祭の先唱で詩篇が三篇読まれ、イエス、御父、聖霊への祈りがなされ、会員の一人が聖書を朗読し、感想を述べる。主の祈り、祝福、マリア様への賛歌で終わる。その間30-35分。
クリスマス直前の今日のお別れの挨拶は、「では、良いクリスマスを!」ではなかった。「イエズスの誕生の良い記念となりますように。」さすが、彼らしい挨拶に感嘆。
20年ほど前だろうか、先輩司祭が、「クリスマスはいいに決まっているから『良いクリスマスを!』は可笑しい」といったことが思い起こされた。あれ以来、どんな挨拶がいいのか思いつかないまま、ミサでの挨拶も、「メリー クリスマス!」ということにしている。今日のお別れの挨拶になるほどと思うことだった。
お祈りの後で、merryと辞書を引くと「陽気な、お祭り気分の」とあってこれもなるほど。しかし「ほろ酔いの」とくれば、これはもう日本的クリスマスの祝い方が英語圏でも認知されたのではないかと思ってしまう。いずれにしても、メリー クリスマス!を最初に口にした人々は「クリスマスはおおっぴらに飲んで騒ぐことができるお祭りの日」と決めていたのかもしれない。「なぜなら、救い主が誕生したのだから。」
そうだとしたら、少し長いが、やはり「イエスの誕生の良い記念となりますように」がふさわしい?
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