ついにクリスマスローズ!
クリスマスローズ。どんな素敵なバラなのか、見たいみたいと思い続けて何年たったことか。水やりを怠ったばかりに、ついに枯れてしまった!とあきらめていたらいつの間にかまた青い芽を出して青々と茂って見せた。一体これを何回繰り返したことか。
鉢物の土への移動が始まった時、ついでに鉢から解放したのだった。土に移された鉢物たちが、生気を取り戻し、歓喜に震える様子は以前書いた。息を吹き返した鉢物のなかで、クリスマスローズも負けてはいなかった。しかし、アーモンドが実をつけ、ブドウも勢いを増してすでに小さな房も付けているというのに、クリスマスローズは青々と葉を茂らすだけで、一向に開花してくれない。実をつけずに葉ばかりを茂らせたので、イエス様に呪われたイチジク(マタイ21,19)みたいじゃないか。
今朝、「一体どうしたんだ」と、まるで、できの悪い子を叱るかのように茂った葉をグイと掻き上げて驚いた。うつむき加減に花らしいのが二つ。白いものを直接手に取って、面通しさながらに、手のひらにひっくり返してみた。間違いなく花びらだ!「オー、咲いた!咲いた!」
しかし、それにしても、なんと地味な色だこと!青々と茂る葉の勢いとは裏腹に、白いような、淡い青みどりのような、まるで顔色の悪い病み上がりの人みたいだ。ローズ=バラと勝手に連想したのが悪かった。
それにしても、今頃咲くのにどうしてクリスマスローズ?早速調べてみた。この手の花には何種類かあって、本来は、クリスマスの頃に咲く種類に限って、クリスマスローズと呼ばれたらしい。なるほど。日本では、いつ咲こうとクリスマスローズなのだという。そうそう、花びらと思ったのは、実はガクで花びらそのものは退化してなかの方に小さく引っ込んでしまっているというが判別できなかった。
ともあれ、土の力と共に、死と復活を繰りかえした後の、まさに苦節?年、念願の開花を称えなければ。
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