直方教会献堂式
筑豊線改め福北ゆたか線。いつからこうなったか知らないが、個人的には筑豊線がいい。よそのことなので、深い理由があるわけではないが、
筑豊と言えば、炭鉱とすぐにつながる。そして、あのボタ山と炭坑節と続く。
福岡と北九州を結ぶ線だから中間の筑豊をゆたかと読ませることにした気持ちは分からないでもない。想像にすぎないのだが、炭鉱というと辛く暗いイメージがあるので、そうしたマイナーなイメージを払拭して明く豊かな筑豊ですというイメージを定着させたいと願う人々の気持ちをJR九州が大事にした。住んだことのないところなので、懐かしさがあるわけではないが、歴史が消えていくというか、かつての出来事までも消されていくのではないかと気になった。。
ふるさ奄美に「神の子」というバス停がある。もちろんいい名前だと思う。しかし、正確に言えば「神の川」が正しいのだという。奄美には、かつて多くのユタ(霊媒師?)がいて、川を身を清める場所として使った。その川のことを「カンノコ」(神の川)と呼ぶようになった。そして、あのバス停のある集落には、小さな川が流れている。確か、30年ほど前までは、カンノコと呼ばれていた。だから、あえて日本語で書くとするなら「神の川」であって「神の子」ではない。おそらく、ちゃんとしバス停のポールを建てようとした時、カンノは「神の」であることを理解できても、コを「子」と理解したものと思われる。ちなみに、今でも島グチ(方言)では川のことをコと言う。
ともあれ、冒頭の路線名は地名とは違うので、こうしたことにはならないと思うが…。
昨日夕方、博多駅で列車を乗り換え、その、なんとなく不自然な発音を強いられているような福北ゆたか線で直方に行った。一日黙想会の名目で出かけたのが5年前。司祭の周りには若者があふれ、教会の原風景を見るような感動を覚えたことが忘れられない。昨晩は若者たちと遅くまで、は言うまでもない。ミサ後のパーティーでは信者の皆さんとの再会も果たせた。あわただしく中座したのは心残りだったが。
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