はじめの一歩
第一回子供聖書学校開催。と呼びかけたのだが、実際には、合同キャンプ。ま、第一回に価値があるので、問題は、毎年継続することで、子供たちがみことばに触れ、親しみ、そうしてイエス様をかけがえのないお方として生涯大切にしてくれるようになるのが夢。
言い出しっぺのボクとしては、キャンプであろうがなんであろうが、カト リック幼稚園大会の受け入れ教区として多忙を極めたにもかかわらず、若い二人の司祭が答えてくれたのだから、激励に駆けつけないではおれなかった。毎年開催の子供大会は、若い頃からの夢だったので、6小教区から25名とはいえ、記念すべき日だ。
「鹿児島には1万人の信者がいます。」多いと思ったのか「え~っ!」「じゃ、子供の信者は何人ぐらいいるんでしょうね。」「500人!」すかさず声が上がった。「500人、そうかもしれない。じゃあ、500-25は?」「…475!」「そう。その475人の子供たちもみんながこのキャンプに来てくれるのが夢なんです。毎年、少しづつ増えていくように、お祈りしてください」などなど。
お 御堂での開会式で、叶うことのなかった積年の夢をぶつけた形になり、思わず力が入った。「これから歴史を作ってやる!」そんな人間的な力みすらも。
オリエ ンテーションの一部は各自での名札制作。最近どこでも見るあの胸からぶら下げるもの。グループ名、名前、学年と所属教会。要領のつかめない一年生に直接指 導。久しぶりに教会学校の先生をやった。第二部の各班のネーミングと班長選出は見事に機能した。初めて出会う子供たちがあっという間に打ち解けて四グルー プに名前が付けられた。ザビエル(かっこいいから)、神の子(テーマが私たちはみんな神様の子、だから)、マリア(マリア山荘にいるから)、キラキラ(み んながキラキラ輝いたらいい、から)。班長選出も何事もなく紳士的。
夕食のカレーはたちまちカンバイ。司祭2、シスター1、大神学生2、教会学校担当のリーダー6、総勢11人のスタッフが子供たちを支える。食後、将来に大きな希望を感じながら、奉仕するスタッフたちに別れを告げた。
静かな森の教会が、子供たちの歓声に揺れる三日間が始まった。つつがなきを祈るばかりだ。
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