ほろ苦き郷愁
40年昔の青年来訪!昔話に花が咲いたのは言うまでもない。幼稚園のホールで開いたクリスマスパーティー。その時のバンドマスターが今日の来訪者。
深夜に及んでも終わる気配のない様子にたまりかねたシスターが、庭先に飛び出し、両手を腰に当て、鬼の形相で無言の仁王立ち。思わず終了の合図を送った。「今思うと、ボクでもあんな時間までさせないと思う。」すっかり分別をわきまえる年になったものだと、お互いの加齢を称えあった。
青年会の後で毎週のように遅くまでおしゃべりに花を咲かせたコーヒー店。楽しい語らいの後で待っていたのは隣に住む叔母の叱責。「若い子たちは9時までに帰しなさい。アンタは司祭でしょッ!」「夜は早く寝なさい。」たまにお酒が入るとやんわり諭す主任司祭。いずれにも馬耳東風の司祭生活初年度。愛を説きながら、迷惑たれ流しの数々。お互いの若さを語り合いながら、思わず冷や汗に赤面の日々が蘇った。
あ、そうそう彼の来訪の目的は奥さんが手術を受けることになったので祈りを願うためだった。このところ休みがちな教会にもっとまじめに関わりたいとも。主任司祭に引き合わせたら、自分から赦しの秘跡を願っていた。彼にも、ようやく2ケ月遅れの復活祭が来た。手術成功を祈る約束をして別れた。
5:30、諸宗教懇話会役員会。10月10日の定例懇話会での講師にメンバーの和尚さんを推挙。テーマは彼のモットー、“ショクオン、スイッチオフ”。つまり、食事中はテレビをオフにして食物に感謝しながらの一家だんらんを!子供たちのいじめの問題や反社会的な犯罪の抑止にもなると熱く持論を展開された。自らも17年間励行しているという体験に基づいた話には説得力があった。
アントニオ助祭が鴨池教会に移動。来年3月の叙階式まで実習。明日来るドミニコ助祭にはカテドラルでの実習が決まっている。来週からは日本語の勉強も再開する。頑張ってほしい。
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