ブイジュ祭堅信式
受堅者の中にルルノちゃんもいた。高校生らしかったが、ミサ後、覚えている?と聞いたら首を横に振った。3,4歳の頃だったから無理もないとは思ったが、過ぎた時間の長さを改めて実感。記憶に刻まれていないということは、彼女の中でボクの存在は無に等しかったわけで、はじめて味わう不思議な感覚だった。
ミサと堅信式で十二分に汗をかいた後は祭服を着たままでの墓参。そこでまた、十二分の汗で祭服までグジヤグジヤ。ロザリオの祈りがささげられる中、二人ずつで献香。
第三部は屋外でのパーティー。会食が始まる頃にポツリポツリ、間もなくザーザー。急きょ、食べかけの御馳走を手に手に聖堂内に避難。御馳走はすべて信者たちの手作り。秋名合唱団有志によるオープニングはアベマリア。見事なハーモニーにアンコールがかかったことは言うまでもない。御馳走が手作りなら、瀬留で19年村人と共に生活されたブイジュ神父の半生を描いた劇も全員参加の手作り。子供からお年寄りに至るまでの善良な村人たちとの交流を描いたユーモアとペーソス漂うほのぼのとした感動ドラマ。来年は神父さんの故郷への巡礼が計画されている。
父親が、ブイジュ神父様に薫陶を受けたという村の代表者も招かれ、子どもの頃聞かされたという神父様と青年たちとの交流の様子も紹介された。故郷に一人暮らす母親が帰国を促しても神様にこそ従うべきだと言って瀬留での生活を全うされた。豪雨の中の閉会となったが、堅信の秘跡を祝い、ブイジュ神父様を称えた喜びでみんなの顔をは輝いていた。
明けての今日は10時、大勝教会で追悼ミサ。島を離れて、初めての大勝教会訪問とミサ。懐かしくとても嬉しかった。ミサ後の会食でも旧交を温めた。何よりも嬉しかったのは、毎週訪問していた一人住まいのおばあさんの娘さん親子が求道者として参加してくれたこと。信仰が一代で終わることなく次の代に着実に引き継がれていることい大きな希望を感じた。そういえば、あの当時、ほかの宗教に誘われても「私はカトリック以外にはいかない」と明言されたと明かされたことが思い出された。*さる4日の大熊教会での葬儀ミサ音声。
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