パウロ年終わる
「三年間で初めての結婚式です。」主任司祭が笑った。彼が術後でもあり、キヨタカ君とは旧知の間柄ということもあって主任司祭を差し置いての司式となった。
聖堂を埋めた参列者の大半が教会ははじめて。式前の案内は教会初心者に配慮した宣教的ですばらしいものだった。3時きっかりの開式もすばらしかった。例によってザアカイさんを巡る話は、自己満足したのだったが、深夜の反省会?では辛口の評価。「初めての人には分からなかったと思う。」バージョンアップへのお誘いと理解した。
披露宴会場では元侍者軍団と同じテーブル。そんな配慮が嬉しかった。久し振りの披露宴だったが特筆すべきことがいくつかある。先ず社長さんによる乾杯前の挨拶が感嘆明瞭で1分少々。友人代表の挨拶に立ったのは軍団メンバー。「教会学校での出会い」を堂々と紹介。カラオケは我らが軍団による一曲のみ。奥さんが音大出身ということもあって友人たちのフルート演奏とピアノ。ハレンチな応援団もあったがこれは許容範囲。出し物はこれだけ。のど自慢を聞かされることもなく和気あいあい。「母さんありがとう。」感謝の言葉と共になされた抱擁は会場はもちろん軍団の男の子たちをも圧倒した。
最後もふさわしい締めくくりだった。「最初のご唱和は二人のために、二番目はご家族のために、三番目はご参列の皆様のためにお願いします。それではそれぞれの弥栄(いやさか)を願って天の神様に届くように・・・」万歳三唱が祈りだったとは!洗練された印象深い披露宴だった。
今日は6月最後の日曜日。2:00パウロ年閉年ミサ。パウロの足跡をたどりながらのロザリオ巡礼の成果もたくさん奉納された。ロザリオが日常の祈りとなり、自然発生的に巡礼グループが誕生して鹿児島教区内の各巡礼地で熱い祈りが捧げられるのが普段の姿になって欲しい。ともあれ、高齢者や病気の人にもパウロ年を同じ気持ちで過ごしていただきたいとの意向は正解だったようだ。奄美でも同じ時間に閉年ミサが捧げられた。教区報で巡礼の感想が載るのを楽しみに待ちたい。
さる19日には司祭年が始まり、なんとなく気ぜわしい感じがしないでもないが、明日の会議でみんなの意見を聞きたい。
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