カナダ紀行3
11日、11:00、主日のミサは、スルピス会の本山とも言うべきノートルダム大聖堂。新ゴシック様式で北米最大。設計者はアイルランド人プロテスタント。
1830年に献堂。パイプオルガンはアメリカ大陸で最大級。会衆席は2階と3階にもあってまるでオペラ座。クリスマスには全て満席になるという。
日本からの5人を含む7人もの司教がミサを捧げるのは初めてだとか。説教は高見大司教。閉祭にさくらさくら…が演奏された。遠い異国で聞いたということもさることながら、その心遣いに感動。カナダ人のお・も・て・な・し?しかし、祭壇の周囲をを飾っている美しい花々はすべて造花だった。
大聖堂に廊下で繋がる1657年創設の神学校は、現在は、スルピス会カナダ管区長館、引退司祭の家。そこで、かつての院長神父様に会うことができた。認知症になったと聞いていたが、「郡山です」と言ったら「鹿児島!」と怪訝そうな顔がほころんだ。記憶が確かなことに安心。日本語もまだまだ大丈夫。
93歳。車椅子は少し痛ましかったが。恐らくこれが最後かと思うとさすがに別れは辛かった。介護人の指示で会食後は階上での記念撮影には参加せずに自室へ。これも何と無く気の毒だった。
近くのカテドラルを訪問してサン・スルピス大神学校の恩人であり、カナダ在住日本人信者の恩人でもあるレージェ枢機卿の墓参。町の中心は観光客で溢れていたが、日本人には会わなかった。
今日も早めの就寝。
*聖堂の写真が何故か横。修正できなかった。悪しからず。
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