ボクって職無し?
今日は先週に続いて二度目の検診。再検査のためではない。
職場検診と前後して市が推進する「いきいき受診」券が送られてきたのが数ヶ月前。希望する腹部超音波検診の指定日がたまたま今日。説明には「がんや治療を要する病気の早期発見を目的にしています」とあった。市が市民ひとりひとりの健康までも気遣ってくれていることになんだか感動して早速予約を入れたのだった。肝臓・胆のう・すい臓・腎臓・ひ臓、肝心要の五臓六腑が対象。
しかし、「いきいき受診券は職場等で検診を受ける機会のない方に郵送しています」が気になった。市役所はボクのことを「職無し」と判断した?でもどうして分かったのか?
ともあれ、ジムのあとの水分補給もしないまま会場の小学校に急いだ。9:30の締切り10分前に受付けを済まし2階で手続き。なんと最後の一人。まもなく階下の畳の部屋に行くように指示を受けた。20名ほどの人が所在なさそうに順番を待っていた。誰もが無口。まるで災害の避難民のよう。これが「職無し」に対する待遇?壁を背にして腰をおろし足を投げ出した。少しいじけた。
「お待ちの皆さんは全員胃がん検診の方だけですね。」20分ほど待ったところで元気のいい女性が声をかけた。「違います!」「えっ?!用紙はお持ちですか?」ムッ!がダブルになりかけたがここは紳士的に「上で・・・」言い終わらないうちに慌てて用紙を取りに引き返し、受付のテーブルに置かれた用紙を無造作に手にして戻ってきた。「郡山です!」もどかしそうに用紙をめくっている彼女にみんなに聞こえるほどに十分大きな声で名乗った。一番最後の用紙を取り上げて「あ、ありましたね!」だって。最後だったのだから当然か。
ともあれ、初体験となる検査車の中はいくつものカーテンで仕切られまるでお化け屋敷。二つ目のカーテンから出てきた人と入れ替わりに、入るよう声がかかった。「頭ココ・・・手は頭・・・深く吸ってー止めて・・・」何十人もやっているので分からないでもないが、ロボットが指示を出しているかと思うほどに抑揚がなく無機質な声だった。どんな結果が知らされるものか。
会場を出てまもなく「ショートサービス(カットとスソ剃り)20分1200円」。思いがけない見つけものに迷わずドアを開け、夏型の頭にしてもらった。
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