ピクニック
約五キロ(ワット神父)もあるという海岸は椰子の木が茂り海岸線よりはパラソルに覆い尽くされ各小さなテーブルには長いすが置かれていて寝そべることが出来る。道路沿いには屋台のような店が並び、客がテーブルに着くのを見計らって、食事の注文を取りに来るという手はずのようだった。
美しい砂浜と漣(さざなみ)の立つきれいな海を見て泳ぐこともなく見るだけで帰る手はない。急遽海水パンツを求めて予定外の海水浴。何年ぶりだろうか。石ころ一つなく百パーセントの砂浜の感触が気持ちいい。海水は暖かく、緑がかって見えるが透明。沖に向かって泳ぎだしたら誰かが名を呼んだようだった。泳ぎをやめて振り向くと、いつの間にかワットが渚に立っていて、まるで子供を諭す父親全として叫んだ。「あまり沖に行くんじゃないよ。」後で分かったことだがかれは海を知らずに育ったのでまるで泳げないらしい。ナルホド。
小一時間海で過ごしてパラソルに戻ったら十一時過ぎだというのにもうお昼が用意されていた。何年ぶりかに重たい朝食を八時過ぎに食べたというのに!せっかくなので焼き飯を少し。しばらくしたら大きな焼き魚も運ばれてきた。当然ながら魚と共に大半はお持ち帰りとなった。今夜は町に出て日本食をご馳走することになっているのに一体いつ食べようというのか。昨晩もバナナ一抱えも買ってきたり、食べる量をわきまえないところがあるので困る。誠心誠意もてなしているは分かるのだが・・・。
こうして半日ワットに雇われたハイヤーの運転手に払った料金は1600バーツ(約4800円)。気の毒なようでもあるが、それでもなんでも値上がりしているのはどこの国も同じ。こうして、書いているのは狭い入り口の一角にあるインターネットエリア。出る人来る人ひっきりなしだ。流暢な英語を話す愛想のいい気のよさそうな若い奥さん(?)が一人で応対に追われている。昨日は、ワットが日本人と間違われ、横着な彼はそのまま英語で対応しているので可笑しかった。
*地図がタイ語で困った。あしからず。
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Re:ピクニック
入道雲、大きな亀が空に上り、今にも飛び掛ってきそうですね。
喜界島でも、こんな大きな入道雲見たことがありません。
それから トラ 怖いですね。それにしても隣の日陰に居る人は
のんびりとして休んでいますね。