母校・大島高校の甲子園出場を祝って鹿児島36会・同窓会。親友から思いがけない案内が届いた。36会の名の由来は、そのまんまで、昭和36年卒業の意味。

数年前、卒業50年目に母校の卒業式に招かれたことさえ、何年前と特定できないほどだから、まして、卒業して何年たったかなど定かでないが、同窓会と聞くとやはりワクワクする。しかも、甲子園出場は

「夢のような感じさえします。…喜びを分かち合うために同窓会をすることにしました」と聞くと、飛び上がらんばかりに、「ワーイ、やろーやろー！」だから、当日予定なしとくれば、ラッキーとばかりに、すぐに予定に入れたのは言うまでもない。

しかし、「歳を重ねて行くとそれ相応に体の不調を感じているこの頃ですが、…もう解散しようかという声も聞かれています。そのことも考慮するとこれが最後の同窓会になるかもしれません。」シュン。仲間たちの現実の姿を突き付けられて、浮かれたボクの心は青菜に塩。

とっくに定年を迎え、第一戦？を退き、第二戦までも退いた今、連戦練磨の輝く闘志たちが、体の不調を気にするようになったとは！「待望の後三年。カウントダウン」などと浮かれている自分の“無深刻さ“を恥じた。

ともあれ、21世紀というのだから、2000年になった記念に、地方の球児たちにもチャンスを与えようという思いやりから設けられた特別出場枠ぐらいの見当はつくが、そうだとしたら、スポーツマンシップの鑑と言える。どんな相手が待ち構えているのか分からないが、地方予選を勝ち抜いた強豪ぞろいとなれば、当たって砕けろ、シマンチュのスィットゴレ精神で文字通り全力投球して欲しい。

今日は、日本26聖人殉教記念日。甥たちも聖人たちにあやかっている。同居の司祭の誕生日。今朝のミサでみんなのために祈った。これからワインで乾杯。では。