ニンマリの一日
2万4800円。しかし、あなたは1万円でいい。いまどきそんな虫のいい話が、実はあるのだ。耳寄りな話に早速実験開始。事務所でキャンセルをお願いした。キャンセル料400円を差し引いても笑いが止まらない!
「大体空席があります。」耳寄りな話の発信源の司祭の証言を信じて予定の便より一つ早い便に乗り換えるべく空港に急いだ。一つ早い理由は、ジェットが小ぶりのプロペラに代わり、しかも土曜日というので「もし満席だったら」との懸念をぬぐえなかったからだ。丁度一時間前にカウンター着。
初めてのことというのはなんにしろ緊張するものだ。「そうだ、年齢証明が必要だった。」急いで取り出した免許証を差し出しながら言った。「エート、ボ、ボクはシニアー割引があるというので・・・」「ハイ、一万円でご用意できます。」初めてというのは、これまた、なんにしろ見通しが立たないものだ。だから、根拠もなく「難しい手続き」を想定してしまう。しかし、気が抜けるほどのあっさりした笑顔の返事に肩の力が抜けた。それは、ちょうど苦手な数学の試験問題が予想に反して易しくてニンマリしたときのよう。
「マイレージカードをお持ちですので今後は免許証のご提示は必要ございませんので・・・。」これまた丁寧な忠告にますます今後への期待が高まった。気をよくしてもう一つの初体験へ。空港ラウンジだ。しかし、手持ちのカードの表示がない!突然行く手を阻まれたようで高揚した気分がシュン!「鹿児島でも使えるとあったのになー・・・。」ブルーな気分で「このカード使えますか?」にこやかな歓迎の言葉に胸をなでおろしたものの、もっとスマートに入室したかった!「アルコール以外はフリーでございます。」アルコール、一瞬心が動いたのだが・・・。サービスの新聞と上質のコーヒーで40分のユトリを満喫。
60人乗りかと思われるボンバルディア機はガラガラ。アナウンスの通り1時間5分のフライト。久しぶりの徳之島は風が強く少し肌寒いので驚いた。司祭館でのコーヒーの後、長年の知己を訪問。1時間半もの談笑が功を奏し、赦しの秘蹟という思いがけないミッションの実りに今日二度目のニンマリ。一便早めて正解だった!三度目のニンマリ。
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