ホロニガ旅情
松山は三回目。叙階式前泊のお目当ては坊ちゃん湯。1:00前、ホテル着。荷物を預け、坊ちゃん湯への道順確認。
バッグから取り出した傘にiPad、携帯に財布、それにホテルでもらった観光マップ。ショルダーバッグを持参しなかったことを後悔。小ぶりの手提げバッグ購入。うまく収まった。使ってみると中のものが簡単にスッと取り出せてショルダーより便利。なかなかいい。
教会にミサ依頼の電話。2:00に来て欲しいとのことで1時間ほどバス停のベンチで日記を書く。気がついたら雨になっていた。30分もしたらやんだので教会に向った。お風呂セットを手にした観光客がチラホラ。坊ちゃん湯がお目当てのよう。お御堂には3名の方が待っておられた。主任司祭が気を利かして信者に声を変えたのだという。一人はたまたま訪れた巡礼者。一人でのミサを想定していたので嬉しかった。ミサを済まして外に出ると激しい雨。止んだかと思ったのに、梅雨時だから仕方ない。
3:00チェックイン。靴箱の鍵を渡され素足で入室するように言われた。こじんまりし過ぎているが、和風仕立ての部屋がいい感じだ。なるほど素足かと納得。浴衣に着替え、やはり叙階式に駆けつけた同僚司祭と坊ちゃん湯へ。芋の子を洗うとはよく言ったもので、湯船もどこも人、人、人。ラッシュ時だったようですぐにゆったりと深い湯船でくつろぐことができた。とうとうと湧き出す湯量の豊富さは夏目漱石以来かと。それに、やわらかい肌触りはまさに”神の湯”の名にふさわしい。帰りしな立ち寄った店の人の話で人での多さの理由が判明。”高速道、どこまでも1000円”の社会実験最後の土日。これだけ人が動くのだから、これからの時々実施すればいいかもしれない。
6:00夕食。そういえば、朝食も豪華。久しぶりに新鮮採れたて野菜たっぷり、に大満足。しかし、チェックアウトでケチがついた。「あのですね、ボクの部屋の洗面、水をためる栓がなかったので言っておいたほうがいいですよ。」これがスムースに通じない。・・・「つまり、シンクのことですか?」「シンク?あ、あ、ハイそう。」「他の部屋にも置いてません。うちの方針ですので。」思わずムッ!「髭剃りは置いてあるのに、可笑しいんじゃないの?!」「・・・」もう少し追求したいのを我慢。ともあれ、栓なし方針、も笑止千万だがこんな簡単な矛盾に気がつかないとは!ボクの場合、苦肉の策だが、コップを包んだ袋を丸めて栓にし、お湯を満たしたコップを置いて固定。水漏れもなくなんとかクリアーしたのだが、まるでタイの名物料理トムヤンクンの鍋ソックリで可笑しかった。他の人はどう対処したのか、これでクレームはつかなかったものか。不思議な宿だった。
叙階式は次回。
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