一致への思いは深く
聖霊による一致。前任司教の意思を継ぐ新司教のモットー。赤い四つの十字架は四国四県。
188人の列福に向けて中心的働きをされた高松教区の司教様の引退にともない、大阪教区から出向していた諏訪栄次郎神父さんが司教の任命を受け、19日(日)午後2:00、カテドラルにて、大阪大司教によって叙階の秘蹟を受けた。大使によってバチカンから届けられた任命書の巻物が開かれて読み上げられ、続いて日本語訳が。その後、開かれた状態で司教団に披露され、続いて参列者にも。大きな祝福の拍手が起こり、印象深いシーンだった。
昔は、馬で運んで届けたのだという。伝令役の人は助祭で、高揚した気持ちを抑えながら馬にムチをあてながら先を急いだに違いない。数百年のときを超えた想像に遊んだ。それにしても、ボクの場合の記憶がもう定かでなくなったが、確か、任命書が式に間に合わず、手書きのものが披露されたように思う。司教団への披露は無かったかも。
もう一つ印象深かったのは、木製のバクルス(牧杖)。木製というのも珍しかったが、前任司教さんからの譲り物。いかにも軽そうで、そのせいか、つくのでなく、右手で軽々と持ったまま司教座に上がったのが、これまた印象的だった。ボクのバクルスは重たくて、あんなふうに軽々とはとても持ち運べない。したがって、堅信式のときなど、床に音を立てながら歩くことになる。
それはともかく、参列者は約1000名。聖堂には200名。残りはホール、幼稚園、駐車場?に設置されたモニターでの参列。学校の講堂や一般の施設を利用しないで“我が家”でというのがいい。何組ものMEの仲間たちと再会できたのも嬉しかった。なによりも、健康を案じていた仲間が元気な顔を見せてくれたのでホッとした。四国のホットなコミュニティーにまた参加したくなった。
東京に舞い戻って、昨日今日とWYD準備会。30数名の司祭、修道者、信徒の同伴者が参集して地図やスライドでの事前学習。というよりも、巡礼を準備しているという真剣さが伝わる有意義なものだった。
8日ぶりの帰館はさすがにくたびれた。それでも5キロの室内ラン。今日は早く寝るとしよう。
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