ランクル出張
11日午前8:00、迎えのランクル(ランドクルーザー)で出発。2時間後北熊本サービスエリアで休憩。
コーヒー・ココアの自動販売器前。先客の老人が手間取っている。すべて音声による指示に戸惑っている様子。静かに待つこと数分。とうとうあきらめたのかと思ったら無造作にコップを取り出してすすり始めた。
そういう自分だってはじめて見る新手のマシンに面食らった。すべてのボタン操作を終えて待つこと20数秒。画面横に数字が出てカウントダウン。数字がセロになった。すると「もうすぐですよ!」だって。まもなく扉が開き暖かいココアが。コップを取り出すと扉も自動的に閉まった。この手のものにはどこか半信半疑でいくばくかの不安がつきまとう。事の成り行きをじっと目で追う。小さな扉がぱっと開きココアが注がれ始めるのを見届けるあの安堵感と素朴な感動は老人性?
鳥栖のインターで大分道に入り、ちょうどお昼過ぎに目的地由布院着。休憩を入れて4時間のドライブ。高原のせいかかなり寒い。天プラそばセットのお昼。車をそのままにして町に繰り出した。終日というのに細い通りは人、人、人・・・。不況とは無縁と思えるほどの賑わい振りに驚いた。30分ほど散策。
久しぶりのサレジアンシスターズ研修の家。早速温泉で疲れを癒した。三々五々予定の司祭や司教さんたち8名が参集。10年前の西日本宣教司祭大会の提言を受けて、広島を含む九州4教区の事務局長たちではじめられた懇談会。今回は10年の節目にあたって司教も招待されたという訳。「『西日本宣教司祭大会』10周年にあたっての総括と展望」と題するレポートが各教区から寄せられ、課題や現状が分かち合われた。
夜の懇親会はさすがに実務家たちの集まり。教会運営に関する具体的な話題で盛り上がった。しかし、教会の税金対策の話題に及んでは四角四面に筋を通そうとする国の法律と本来人々の救いを目指す教会の法律との間の齟齬(そご)を実感。妥協するほかに打つ手なしとは悔しい。これも世にある教会の生きづらさ。堪忍堪忍というところか。ともあれ、大いに啓発され、学ぶことが多かった。
明けての今日。帰りの車中でも続きの話が途切れることはなかった。阿久根教会訪問。有益な交わりのひと時がもてて感謝。5時過ぎ帰館。
着替えることもなくただちに川べり南下のコースへ。春の木市の準備がほぼ整って15日の開会を待つばかりの様子。オープンはまだのようだったが、維新遊歩道の整備もほぼ完了。心なしか桜のつぼみもかなり膨らんでいるようだった。寒が少し戻ったようだった。快汗。
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