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パリ外国宣教会本部訪問

作成者 admin投稿日 2013年09月21日 21時30分 最終変更日時 2013年09月22日 07時17分
パリミッション本部

派遣式

 
今日の本命はパリ外国宣教会(パリミッションとも)本部訪問。我らがブイジュ神父様が二年間日本宣教の準備をされた所だ。
 
その神父様は、大変、引っ込み思案な人柄だったという。1892年ここ本部にこられ、その後日本に派遣。当時の宣教はイエズス会やフランシスコ会、ドミニコ会など修道会によるもので、必ずしもバチカンによる意志統一はなされておらず、スペインなどの王に従っていて、しかも政治的癒着も問題となっていた。そこで、バチカンは、1653年、教区司祭からなる四人の司祭からなる宣教会を設立することになった。ブイジュ神父様の245年も前のことになる。 四人は司教として派遣されたが、その時の様子が聖堂左の壁にかけられている。家族との別れの様子は感動的だ。一人は足に接吻し、一人は息子に寄り添って別れを惜しんでいる姿は、当時の派遣が今生の別れを意味したことを思えば、覚悟のほどに胸痛む思いだ。 そして、「未亡人の母親が帰ってきて欲しい」と願ったとき、「自分の召命を裏切ることはできない」と断られたという話を思い出した。そんな風なことを父も神父様に進言したことがあったという話を聞いたことがある。その時の神父様の答えは「タミナリやみんながいたらそれだけでいい」だったという。 ちなみに、この派遣の絵は、あのオリンピックの創設者クーベルタンの父親の筆になるという。そして、当時、あの「グノーのアベマリア」で有名なグノーも近くに住んでいて、派遣式では、グノー作曲の派遣の歌が高らかに歌われたのだという。聞いて見たいと思ったが、願いそびれた。解説のあとで、「私は教区司祭というのが誇りです」という菅区長さんの言葉には、何やら意味あり気でおかしかった。 20年ほど前に数日間泊めてもらった所だけに、再度、ブイジュ神父様が毎日上り下りした階段や派遣式に臨まれた聖堂で祈ることができて何よりだった。その後、国の遺産の一つにも指定されている庭園を見学。 美味しいお昼をご馳走になり、1:30、バスでヌベールに出発。3時間あまりのドライブだという。

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