リオ巡礼おまけ編
(飛行機で書き留めたものを新鮮なうちにシェアということで連続でアップ)30日、リオ~アトランタ、9時間のフライト。午前6:22着陸。アメリカ再入国となる今回は、荷物取り出しの必要もなく楽チン、と思いきや、リオの免税店で購入した上等のラム酒が引っかかった。
長い行列がようやく終わるかに見えた手荷物チェック直前、「アルコールや化粧水は持ち込めません。後方のカウンターでチェックインを…」みたいなことを大声で伝える黒人おばさん係官がやってきた。国外から持ち込まれる液体物の機内持ち込みは不可。いつだったか、聞いたことのある乗り継ぎ時の注意。すっかり忘れていた。
列を離れ、指示されたカウンターへ。「コニチワ!」気難しそうな50代の係官の気さくさな応対に緊張が解けた。「どうして日本語を?」「日本人と働いたことがあるからサ。」そう言って、奥に引っ込んだと思ったら、大小二つの段ボールを手にして帰ってきた。そして、小さい方にラムとチョコレートの入った袋を押し込んで大きい方に入れ、テープでグルグル巻きに。カバン!またも日本語で荷物送りとなることを教えて、Have a nice day! カッコいいというか、爽やか。
規制は厳しいが働く人々は優しい。結局みんなとはぐれて、最後のセキュリティー通過となり、近くの電光掲示板でゲートを確認していると、「お分かりになりますか?どれどれ、あなたのチケットは?フ、フム…エート、Fの6!」言いながらチケットに書いてくれた。そして、「二階へどうぞ。」」ここでの黒人おばさん係官も親切だった。おもてなしの心と言えば、日本、ということになるのだが、人の気持ちを和ませる挨拶や応対となると、アメリカにかなわない?買った品物をまるで犬に餌をやるみたいにカウンターを滑らせて、無造作に投げ返すのはいただけないが、それでも、Have a nice day!を忘れない。
フルーツサラダと冷たいミルクチョコレートで朝食。待合空間のベンチ横には充電用電源プラグが柱状に設置され、自由に使えるようになっている。充電しながらレミゼラブルを読んだ。こうしたサービスは日本の空港にはない。こうした心配りもアメリカの勝ち。
30日午後4時30、ほぼ定刻通り成田帰着。みんなで感謝の祈りと一本締めを持って巡礼を締めくくった。最終便に間に合わず、手元のiPhoneでホテルをチェク。なんと三軒とも満室。さすが東京だ。いくら気安くしている従兄弟とはいえ、予告なしの投宿には気が引けたのだが、結局、そうなった。
明日は温泉に浸かりたい。
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