2010/09/30
ブルータスお前もか!
作成者 admin
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投稿日
2010年09月30日 19時05分
最終変更日時
2010年09月30日 19時05分
アジアカトリックの中心地フィリピン。そのフィリピンの新大統領は第11代大統領コラソン・アキノ氏の子供。
国民は腐敗した前政権に失望しクリーンなイメージのアキノ二世を選んだ。しかし、現在彼が進めよとしている政策の一つが避妊。これには司教団が怒った。いや、アメリカに怒った。フィリピンといえばアメリカではヒスパニックに次いで多い移民社会を築き今や400万人超だという。元来アメリカに対する新密度は高く、アメリカからの開発援助も巨額のものらしい。
司教団が怒ったのは、弱みに付け込んで人口コントロールにまで口出しすることに対してなのだが、アメリカのヒモ付き援助は「道徳的植民地化」だとし、アメリカを「独裁者」と断じてはばからない。いずれにしろ、少しはましなカトリック信者に違いないと期待したのだが「ブルータスお前もか!」【昨日配信のCathNews*Asiaより】
話は変わるが、日本相撲協会の発表によると2人とも母親がフィリピン人という19歳の関取が誕生したという。4年で十両に昇進したそうで今後に期待したい。応援するとしよう。
今日は一日ノンビリ。お陰でテーブルの上が片付いた。今日は9月の最終日。菜の花マラソンの申込書が届いた。今年はどうしたものか。
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しかし、いまや避妊すなわち神の教えに反すると切って捨てることができるだろうか?
オギノ式なら良いとはどういうことなのだろうと、昔の道徳、習慣、教えに従って夫婦生活40年を過ごした夫婦のかたわれとして思う。(オギノ式は知っている)
避妊がいけないということには、幼児洗礼が自然に行われ。すなわちそれが信者の増加に直結していた事が何の疑いもない結果と大いに関係がありはしないか?
鹿児島教区の状況は分からないが、既に幾つかの教区では幼児洗礼が当たり前のつまりキリスト教ではない人々のお宮参りのような当たり前の感覚では行われなくなっていると感じる。特に夫婦の片一方が信者でない家族の場合は。同時に幼児洗礼を司祭自身がそれほど重要視せず自覚できる年齢での受洗を良しとする司祭もおられる。
又、避妊の回避は虐待、育児放棄、家族の崩壊などの解決,病気の感染、接触アレルギー(女性側)等とのセットで語られる方が現実味があると感じる。
どの立場においても自分たちの主張の表も裏も全てを見つめ、それでもなお主張する事は何かを考えたいものだ。現アキノ大統領やフィリピンの政治の内側は良く知らないが、インドでもアフリカでも避妊の是非が問われてから賛否両論の人々は同じテーブルで本音で話しあったという印象はない。
夫婦としてそういった意味で現役から外れた今、自分たちはどうやって乗り越えたかは「告悔」という方法の助けも借りたと申し上げるが、果たしてそういうことは信仰上の欺瞞では無かったか。またオギノ式は許す、そういう結論に神学者の傲慢という部分は無いのか?
信仰問題は、様々な問題において全ての宗教や国において今、刷新(回心)の時を迎えているのように感じる。