バングラデシュ紀行1
バンコクでの6時間もの待ち合わせのあと、ようやく午後10:55、バングラに向けてテイクオフ。現地時時間の午後12:10、定刻どおりバングラデシュの首都ダッカ着。
日本とは3時間の時差。荷物を待っていると、午後1時ちょうどに突然空港内に鳴り響いたコーランの朗唱に驚いた。ここはムスリムの国であることを改めて認識。1時間ほどもかかってようやく荷物とご対面。ホッ!
こぎれいな身なりのアントニーさんカップルのお迎えで、バングラデシュカトリック司教協協議会センターへ。未踏の地バングラデシュは乾期が始まったばかりだという。乾燥しているので汗をかかない。気温は25,6度?道路は車で溢れているが思ったほどホコリっぽくない。しかし、行き交う乗り合いバスには度肝を抜かれた。いずれも、土手にこすりながら走ったのではないかと思うほどにボコボコで大きくこすった跡が。昨日や今日の話しではなくかなり年季がいっている。「あのバスはどうして?」と聞いたら、「ほとんどのバスはインドから輸入しています。」ボコボコの理由を聞いたのだが。誇るべきことでもないので敢えて確認はしなかった。
陸軍本部や、まるで公園のように整備された緑の中の首相府前を過ぎ、小1時間でセンター着。
今回のアジア会議の責任司祭ショロット神父さんが迎えてくれた。会場となる五階建ての建物は研修センターも兼ねる。司教会議をはじめ、さまざまなもよう催し物が目白押しだという。MEのウイークエンドもここでなされる。ナスや数種類の花が混在する中庭の脇に大きなマンゴーの木が茂るその向こうの建物が司教さんたちの宿舎。センター泊の日本代表の渡辺さんたちと別れて司教宿舎へ。きわめて質素な部屋で広さも泊まるだけなら十分。思案中の司祭の家の各部屋のサイズの参考になる。シャワーの水は温くてちょうどいい。さっぱりしたところでセンターの小聖堂でミサ。
暗くなる6:00までなら安全だと言うのでお茶の後、外を散策。通りをはさんでセンター側はキリスト教地区で、教会やカトリック学校にシスターたちが経営するインタナショナルスクールに小神学校が軒を連ねる。その向かいはムスリム地区で天を着く高いモスクが目を引いた。
暗くなって、ショロット神父さんが、手持無沙汰の数組の代表夫婦たちとともに、今年の4月まで校長を務めた神学校に案内してくれた。教区神学生は哲学神学両学科で常時4,50名。そのほかの修道会をあわせると90名近い。司祭叙階者は毎年6,7名。教区にとっては十分な数だという。
気になっていた食事は、まるで日本食を思わせる味付けで、辛くもなく、まったく問題なし。長い一日だった。9:00就寝。
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