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一歩前に出なさい

作成者 admin投稿日 2008年05月14日 23時54分 最終変更日時 2008年05月14日 23時54分
神学校前庭

40年前?自分でも定かでないほど昔のことになってしまった。しかし、あの時のしぐさ、あの時の感動は鮮明に思い出すことが出来る。「司祭を志すものは一歩前に出なさい。」

神学部に上がっての二年目の夏休み前6月?トンスラ(剃髪式)を受ける時の呼びかけに、心を震わせながら、一歩前に踏み出したあの時。「ああ、これでボクの人生は決まった!」そう実感した。実は、同じ呼びかけが司祭叙階の時にもなされる。しかし、それは、三年後だとはいえ、僕にとっては「二番煎じ」だった。

そんな感動的なシーンを見ることもなく、イマフウの「助祭・司祭認定式」は粛々と進められた。三名の神学生はすでにスータン(教区司祭の伝統的服装)を着用。九州の四司教が揃う中で司式を依頼されたのはボク。ドギマギしながら何とか・・・。もっとも、説教には気合が入ったのだが。本人たちや数十名の司祭たちがナント感じたことか。

博多駅で求めたOne Cupが効いたのか、終点の中央駅では客室乗務員のお姉さんに起こされてしまった。

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