主よいずこへ?
帰納的教会論。突然難しい言葉で申し訳ないが、初めて目にする刺激的な言葉だ。しかし、帰納的、この一言を目にしただけで、これまでの上からの教会論とは違うことが直観的に分かる。
現場主義の教会と言えば、ボクの独りよがりの言葉になって、著者の意図した思想と離れてしまうかもしれないが。もっと刺激的な話を受け売りしてみたい。
アメリカのカトリック信者は6400万人。そんなアメリカで、教会でもっとも重要な教えは何かという問いに対する答えは、①貧しい人を助ける。②イエスの復活。③諸秘跡。④マリアへの崇敬。ふと、教皇フランシスコが浮かんだ。とくに①に関しては、きっと「そうだ!」と頷かれるはずだ。ドイツの贅沢趣味の司教が罷免されたのはつい昨日、おとといの話だ。②、③、④は健全だなとの印象だが、
では、まったく重要性のない教えはと聞くと、①独身男性聖職者、②同性結婚への反対。さても、アメリカらしい。ここでも、いつかの教皇の言葉が浮かんだ。確か、同性愛者や離婚した人たちを巡ってだったと思うが、「厳しくし過ぎると、福音の精神から離れてしまう」という意味のことを述べておられた。この言葉に託された教皇の真意のほどが聞きたいのだが、少しずつ具体的になってくるのかもしれない。
男ばかりで何もかも決めてしまうことに対する違和感はあるかもしれないが、そもそもの始まりが男衆ばかりだったものだから、こればかりはねー。そんな言い訳が効かなくなる時が来るの?
直接、電話でもして聞いてみるか。「主よいずこへ?」
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