二つのビッグニュース
一つは昨日の「大口教会献堂50周年」12時20分教会着。おしゃべりしていたらあっという間で、途中で「ソバでも・・・」と思ったが後の祭り。
「お祈りし過ぎていいお天気過ぎました」久しぶりにお会いしたシスターが笑った。ホント真夏日だ。
「おめでとうございます。いい天気でよかったですね。すごいたくさんですね。」喜びのときの挨拶はやっぱり滑らかだ。そんなボクに「400名です!」まるで大変なことを報告するかのような主任司祭の真顔がおかしかった。その理由は後で分かったのだが「予想の2倍もの参加者」に困惑したらしい。ボクだったら嬉しい悲鳴に「凄いでしょう!」とハシャグところだが、さすがに謹厳実直なドイツ人だ。
聖堂内の160名以外は外の仮設テントチャペルで文字通り幕屋でのミサ。ドイツ本部からの二人のお客様を含め教区在住の全会員に加え教区司祭も多数。明光生二人を含めた侍者団は50周年の重みを噛みしめているかのように粛粛と役割を果たしているのが印象的だった。
パーティー前の挨拶に立たれた市長さんは貴公子。上品な身のこなしと訛のない滑らかな、知的にも洗練された挨拶。「明るくて謙虚な教会の皆さん」との評価も嬉しかった。明光生のブラスバンドに和太鼓とアトラクションも多彩。それに劣らず多彩なメニューを誇ったのが薩摩黒豚をはじめプロ集団による出前。2:30という遅いお昼のビールが臓腑にしみた。
帰りは貸し切りバスに便乗。残ったご馳走が運び込まれての揺れる車中での二次会はかなり効いた。鴨池教会からはなんと89歳の勝久さんの運転で帰館。思いがけないサービスに大感激。全く危なげなく若々しい運転に感激はダブル。シャワーをする間もなく「宣教学校」終了の夕食会会場へ。一応教区主催ということもあって、はるばるメキシコからの講師とお世話の司祭に一言の挨拶がしたかった。参加者の声は前評判どおり「最高!」もう次回の開催を楽しみにしているようだった。またしても神さまが新しい風を送ってくださったようだ。
今日の午前中は面談に次ぐ面談でお昼は12:30。午後、気がかりな墓地整備の資材購入。今回でほぼ半分ほど仕上げた。二つ目のビッグニュースは教会墓地跡を巡って。夕方5:00。教会墓地跡整備の打ち合わせ。その直前にビッグニュースが飛び込んだ。教会墓地の始まりを記す資料が見つかったのだ。「鹿児島教区宣教歴史資料集②」だ。「墓地を買ったのは1923年のことで、その年の11月4日墓地が祝別された」とあるではないか。「・・・石造りの美しい十字架が建てられました」と続く。大正12年、86年前!集まった四人に早速コピーが配られた。やはり彼らの一人による「墓地の現況図」のコピーを前に一時間半の打ち合わせ。放置墓石を利用した祭壇も欲しい。墓地の由来も記そう。勢いづいたところで整備開始の鍬入れ式を今月31日午後1:30と決定。雨天決行。重たい歴史の扉も思いがけないところからスッと開かれ、聖地誕生への弾みがついた。
※Facebookユーザーはコメント欄への書き込みもできますので、ご利用ください。
【お知らせ&お願い】 サーバーの制御で最新号が表示されないことが時々あります。
最新号でないかもと思われる場合は、それでもBlog!最新号の表示をクリックしてください。
ロケーションバーのURLの末尾に/(半角のスラッシュ)を挿入後クリックすることでも同様の効果があります。
- カテゴリ
-
できごと
- 固定リンク
- ¦
- コメント (0)
- ¦
- トラックバック (0)
- トラックバック用URL:
- http://sdemo.net/pken/Blog/4e8c3064306e30c330cb30e530fc30b9/tbping