五島巡礼最終日
5月3日月曜日。五島最後の日は同級生が主任司祭を勤める福江教会でミサ。8:00はかなり早い時間だと思うが、本人は休日とかですでに出かけたらしく再会できなかった。
しかしミサの準備がなされてあって助任司祭が顔を出してくれた。信徒数は300弱と小ぶり。長崎にしては意外と少ない数に驚いた。その割にはお御堂が不似合いなほど大きくて立派なのはさすが。もしかしたら過疎が進んでいるのかもしれない。昭和37年の福江大火で類焼を免れた。というより、教会前で鎮火したのだという。
約30年前に訪ずれた福江は5町が合併して五島市と名前が変わっていた。人口45,000人。旧市街23,000。五島列島最大の都会。
ミサ後の井持浦(いもちうら)教会巡礼は島の中央を走る県道27号線を横断。日本最古のルルドで有名。ガイドさんの説明によると福江は「深い入り江」がなまったものだという。道中は確かに深い入り江が多い。お祈りの後でルルドの水汲みに。本場ルルドから持ち帰った水を泉に注いだという。モーターの音がしたので天然水を汲み上げているらしかった。癒しの水として仏教徒も汲みに来るのだという。おいしい水ではある。
標高237mの展望台から眼下に臨むのは日本最西端の大瀬崎灯台。50キロ先までも照らすという。遣唐使船最後の中継地だった。ここらあたりのキリシタンたちも1797年の大村藩からの入植組。
お昼前に立ち寄った貝津教会は木造。外壁のペンキが剥がれかなりみすぼらしいが、中に入るとステンドグラスが美しい。巡礼最後の聖体訪問。教会下の楠の森には浅い小川がサラサラと遠慮がちな音を立てながら流れていてホッとする。
道の駅のバイキングのお昼も安くて大満足。それにしても皆さんの健啖(けんたん)ぶりには感心。13:40発のジェットフォイルで長崎へ。JRで一足先に鹿児島へ。
昨日の浦頭教会動画をアップ。
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