傾山登山アペルティフ
日向市の手前から高速に乗り、しばらくして延岡からの国道218号線に合流。山深くなるにつれて高度も上がり、日之影町にかかる青雲橋を渡りきったところで左折。
日之影川沿いの県道に下り、左折して北上。右折すると町役場。いかに高いところを走ってきたか、先ほどの橋がはるか上空に見えたので驚いた。橋の下に町があったとは!一日数時間しか日が当たらないと聞いてまた驚いた。
日之影町と言えば、2005年の台風14号で橋脚を流されて遂に廃線となった高千穂鉄道。かつて、一度だけ乗ったことがある。車窓から見降ろす深い谷はスリル満点。あの高い橋脚が線路もろとも崩れ落ちた。想像するだけでゾッとする。その高千穂鉄道は日之影駅を残して延岡側が修復不可能なほどの被害を受けたのだという。町のホームページによると、当時の車両が宿泊に利用されていて、「TR列車の宿」として人気があるらしい。
ところで、車一台分しかないような細い道を川沿いに6キロほど行ったところに石垣の村がある。文字通り、7軒の家がすべて石垣で囲まれているそうで、石造りの蔵も見えた。安政年間にできたもので、棚田も石垣でできていて日本の棚田百選にも選ばれているという。また、江戸城の修復にはここの石工も招かれたらしい。遠目にも、蔵のつくりは素人の域を超えたもので、なるほどと頷けた。しかし、村の歴史は定かでなく、自給自足の生活だったらしいというのも、なんだか謎めいて、平家の落人説もあるとか?
次回は「石垣茶屋」で食事をしたりしながら、ゆっくり村を見て回りたい。暗くなる前にケビン村に着きたかったので先を急いだ。幸い離合する車はほとんどいなかった。明日はは九州本土の最高峰韓国岳に次ぐ高さを誇る傾山初登山の様子を。
お昼の後、半年ぶり?に墓参。周囲も夏草に覆われていたが、教会墓地跡も雑草に覆われていた形跡に胸が痛んだ。1時間半の除草。すっきりした。
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