光は南より
人口約2200万人の小国台湾が元気なのはなにもIT産業だけではない。余計だが、ボクの小型パソコンも台湾製。
ともあれ、「神様を賛美する教会」と言われるだけあって、台湾のカトリック教会は今や台湾社会の精神的支柱となっている感すらあるらしい。今日配信されたアジアカトリックニュースによると、バチカン当局が台湾のカトリック教会を高く評価したという。先日開催された「台湾におけるカトリック教会の歴史に関する会議」で、開会冒頭、バチカン文化評議会会長名で駐台湾バチカン大使によって代読された挨拶が注目された。この会議はバチカン大使館をはじめ教皇庁立の二大学主催で開かれたもので、学者やバチカン関係者、それに外交官や司祭たち150名以上が参加した。
代読された挨拶にはこうあった。「・・・台湾は将来世界を導く航路標識となるでしょう。」それは民主主義に根ざした堅固な伝統や豊かに深められた霊性やその一貫性を高く評価したものとなった。ちなみに台湾のカトリック人口は2005年の統計で約30万。他に25の宗教があるがいずれも繁盛?していて民主主義発展に貢献しているという。中でもカトリック教会の公平と正義の理念は教育、医療、人権の各分野での活動により台湾社会に深く根を下ろしているという。
直接関係ないかもしれないが20数年前台湾を訪れたときのことが蘇った。輸出用の陶器製品を販売する店に行ったときのことだ。店先には、いわゆる規格外のものが山積みにされていた。なんとそこには「犠牲品」の立て札が。なるほど、大量生産されていく中でまさに規格外や傷ついたものが出てくる。それらを「規格外」とか「不用品」と呼ぶのではなく「犠牲になったもの」と見るところに台湾の人々の優しさというか心の深さに感動したものだ。日本だと「処分品」に「見切り品」?受容と廃棄。雲泥の差だ。バチカン高官が評価したという深化した霊性。さもありなんと納得しながらも少し羨ましいような。
お昼前、草牟田教会墓地整備がいよいよ大詰めで、今月最後の日曜日に玉砂利を強いて完成だとの報告あり。砂利の運搬は車が上がれないので手作業になるという。最後の作業に多くのボランティアをということだった。堅信式でまたも行けないがもう一息だ、頑張って欲しい。
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