加世田ミッション(1)
昨日21日(土)、10:50ちょうどにバスは出発。緑深い峠を超え、刈入れ間近の黄色の稲田を過ぎて、12:25定刻通りに加世田保健所前到着。
降りると訪問先のダンナが待っていてくれた。30数年前、ボクが取り持った縁で遠慮のない間柄。久しぶりの再会が嬉しかった。案内された家は、転居四回目だということで、20年ほど前、夜に訪問して、男の子ばかり四人の元気な子供たちと相撲を取ったことが思い出された。その子供たちも33歳を筆頭にいずれも社会人。二人の孫も。そんなことなど話しながら、かつての相撲の部屋を案内された。エレキギターが立てかけてあった。高校時代からバンドを組んで活躍していた末っ子のものだという。そういえば、相撲以来、中学から高校にかけての関わりが全く途絶えていたことに気が付いた。
お昼を済まして、昔話に花を咲かせているところに、エレキギターの持ち主が帰ってきた。昨年12月、宮城県にボランティアにも行ったという行動派だ。読書家でもあり、物思う年頃でもある。「神様ってどこにいるんですか?」久しぶりの再会にもすぐに心を開きかねての思いをぶっつけてきた。「『神様ってホントにいるの?』」と聞きたいんじゃないの?」「ソウ~ですね。」
震災の時に外国の人々が感動した被災者たちの落ち着きと譲り合い、また、アンタのような自前でのボランティアに出かけた多くの人々。そんな気持ちというか、他の人々をおもんばかる深い心。それは神様からもらったものだとしか言いようがないだろう?人は神に似せて造られた、というのはまさにそういうこと。質問をはぐらかした感じもしたが、ここは幼児洗礼の強み。無神論者に解くのと違って、「なるほどね」と素直に応じてくれた。「神学校に行ったら、君の疑問はみんな解決するが、どうかね?」こんな招き方は邪道?それにしても、あの時の相撲の小学生と宗教問答をすることになるとは。
町なかを通って徒歩で教会に向かった目的は、40数年前に見た天を突くような槇の木の生け垣を見たいと思ったからだ。しかし、どこにも見当たらなかった。30分ほど歩きまわって気が付いた。槇の木の生け垣は確かに多いのだが、2mほどに刈り込まれていたのだった。どうして?町の名物となっていたはずなのに!もったいない!
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