司祭にも信徒にも・・・
久しぶりの教区司祭会議。参加者20名。欠席2名。最近最高の出席率。テーマは11月3日の教区評議会に向けて。
「教区財政の現状を知り考える」がテーマだが、信徒の大部分は司祭がどうして生活しているかも知らないのでは?「お金という世の思惑にまみれたものは教会には無縁」と思っているわけではないと思うが信徒の関心は薄い、というのが大方の感想だ。
さもありなん。「神父様は私たちの霊的奉仕者としてミサに励み、みことばを説いてください。神父様一人ぐらいの生活のことは任せてください!」その一言を聞けるのは何時のことだろうか。
「教会は赤字です」と司祭たちが大騒ぎするのはこの不況の時代だから仕方がない?しかし、「大丈夫!」な小教区があることも事実だ。
30年前に出会った牧師さんのことばを忘れたことはない。「信徒数10名。ボクもアルバイトをします、と言ったら『先生はみことばを説いてください。先生のご家族は私たちでみます!』と言ってくれました。」一人身の司祭の赴任を重荷と感じるカトリック。高齢化。信徒減少。司祭の理解度は深まるばかり。
11月3日の教区評議会までに小教区でじっくり話し合って欲しい。予想に反して1時間半もの時間を要した財政問題。見える教会の避けて通れない問題。
鹿児島教区はどこに行くのだろうか。第三の道が見つかるように祈るばかりだ。
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