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司祭大会(2)

作成者 admin投稿日 2014年01月29日 17時50分 最終変更日時 2014年01月29日 17時50分
センリョウ

公会議はどうして典礼についての刷新から始めたのか。答えは「典礼、特にミサにおいて救いのわざが行われるから。」ところで、典礼とは一言で言えば、「イエスの祭司職の行使。」最後の晩餐の記念と言わないところがミソ。

イエスの使命は、人となることで、神からの人間への言葉を伝え、人間が答えることができるようにすること。そうして、神と人間を合わせる。人間を神のもとに連れていくこと。この偉大な救いの神秘が典礼で実現する。教会にとっての一大関心事は人間の救いであるからして、こうした特性を持つ典礼を最優先に取り上げ、刷新しようとしたのはある意味で当然。

ところで、ミサの特性をもう少し述べないといけない。私たちは、ミサにおいて、神との出会いを感覚的に体験する。聖体拝領のことを思えばそうかと分かる。しかし、「アーメン」という言葉の持つ意味の大きさと深さはあまり認識されていないのではないか。

突然だが、出エジプト記3章、モーセが見た燃える芝をめぐる話。荒れ野の藪に火がついたら、たちまち、燎原の火だ。しかし、モーセは焼かれることもなく、近づいて見ることに。炎は炎でも木は焼け落ちることなく燃え続けるという不思議な光景に茫然自失のモーセ。そして神の声。「見よ、イスラエルの人々の叫び声が、今、わたしのもとに届いた。また、エジプト人が彼らを圧迫する有様を見た。今、行きなさい。わたしはあなたをファラオのもとに遣わす。わが民イスラエルの人々をエジプトから連れ出すのだ。」モーセの召命。

こうして、モーセは一旦はイスラエルの民から離れ、エトロの下で羊飼いになったものの、再びエジプトに戻ることになった。神の声という印を通して神と出会い、変えられたモーセ。同じ神がキリストを通してこの世にあらわれ、典礼において私たちに現れる。私たちは、典礼という印を通して神を知ることになる。これが神秘体験。この「知る」は感覚的体験のこと。そんな神がミサの中で現存しておられることを感じる。

突然だが、信者はミサで変わる。出エジプト記24章の契約で民が神の民に変えられたように。「6モーセは血の半分を取って鉢に入れて、残りの半分を祭壇に振りかけると、7契約の書を取り、民に読んで聞かせた。彼らが、『わたしたちは主が語られたことをすべて行い、守ります』と言うと、8モーセは血を取り、民に振りかけて言った。『見よ、これは主がこれらの言葉に基づいてあなたたちと結ばれた契約の血である。』」

同じことがミサで起こる。自分の命を与えることで生きておられる神。100%自分を与えることで生きる神。そこにイエスが生まれる。イエスも全く同じようにして生きる。そうして、人間として父を表す。聖体拝領の「アーメン」は、信者も人間として、「ハイ、私もイエスのように人々に神を表す者になります」という宣言に他ならない。旧約の民の宣言は悠久の時を超えて私たちを変える秘蹟として生き続けている。人々に向かうことなしに信者はもはや生きてはいけない?

※講師の言葉そのままを記したことで文章になっていないところもあるが悪しからず。

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