回想2題
無原罪の聖母マリアの祝日は12月8日と決まっている。しかし、今年は、日曜日と重なったため、翌日の9日に祝うことになった。あいにくの土砂降りの中を、
午後7:00のミサに多くの参加者が駆けつけた。
話が突然個人的になるが、30年ほど前の助任司祭の頃、活発に活動されたご婦人が、数年前、重篤な病に倒れて入院を余儀なくされ、回復したもののかつての面影も失せ、顔色も悪く痛ましく感じていた。そのご婦人と聖堂の出口でバッタリ。いつにもまして明るく元気な笑顔の姿がまぶしいほどに輝いていた。なぜか嬉しかった。そういえば、宗像で再建されたザビエル聖堂の献堂式に、片道4時間余りのバスにもかかわらず、元気で参列されたのには、ホント驚いたものだ。
思わずパウロの言葉が蘇った。「たとえ私たちの外なる人は衰えていくとしても、私たちの内なる人は日々新たにされていきます」(2コリント4.16)。無原罪の聖母の取次と言えばいいのか、数年ぶりに思いがけない人と再会した時のような驚きは、少し大げさ?
一時代が終わって世代交代。彼女を見るたびにかつての輝いていた姿がウソのようだと感じていたものだが、人は、信仰があれば、いつまでも輝いていける。もう若くはないと自分の身を思うこの頃だけに、高齢の彼女の無邪気な笑顔の輝きはインパクトがあった。
こうしているところに内線。20数年前の懐かしい侍者(祭壇で奉仕する人)の子が、約束の見積もりを持ってやってきた。予想通りだったのでホッ!マリア様の夜間照明のためだ。20日か21日の設置と決まった。楽しみだ。
思いがけない回想の日。そんなこんなで午前中が過ぎた。昼からは重たい課題満載の顧問会。
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