国分幼稚園卒園式
カトリック国分幼稚園卒園式。29名の子供たちが元気に巣立った。主の祈りを大きな声で唱えている姿は印象的だった。何よりも可愛い両手を綺麗に合わせた姿はまさに天使たち。
名前を呼ばれると元気良く返事して壇上に上がるのだが、中央に設置された階段は三段。一段ごとに両足を揃えて上がるように指導されたようで、どの子もきちんとできていた。ただ、相当緊張しているようで、まるで、ロボットのようなぎこちなさが可笑しかった。というよりも、「きちんとしなければ」というけな気な気持ちが感じられて微笑ましかった。
志布志にいた頃の卒園式は少人数ということもあって、アットホームな雰囲気だったが、29名ともなるとやはり厳かな式典。証書の言葉も「所定の過程を終了したことを証する」みたいな学校並みの重々しさ。名前を呼ぶ時も、00君や00さんではなく、そのまんま。これが本当かもしれない。ボクは少し、可愛くやりすぎたのかもしれないと反省。それはそうと、証書の文言はカトリックらしい工夫があってもいい。ボクは、「神様の祝福を祈ります」と結んでいたのだが。それに、証書も、同じ法人四つの幼稚園で、二つ折りのカバー付きに統一するといいかもしれないと思った。制服も?
「さようなら、ぼくたちのようちえん、ぼくたちのあそんだにわー」など、久しぶりに懐かしい幼稚園の伝統的な歌をたくさん聞いた。力いっぱい歌う子供たちの声が今も心にしっかり残っていて、思わず熱いものがこみ上げた。どの幼稚園でも、男の子でも泣くものだが、ここの子供たちは晴れやかで泣く子がいなかったナー。
最後に、子供たちと家族への祝福を願われたので 一言述べることに。「右の手は神様の心です。左の手は?」「…」「自分の心です。神様の心と自分の心が一つになるときみんなの顔が輝き、園長先生がおっしゃったように、強い心の子供になれます。小学生になっても、両手を合わせてお祈りするのを忘れないでくださいね。」「父母の皆さん、強い心は違いを認めることができる心です。許すことのできる心です。どうぞ子供たちの心が育ついい環境をこれからも作っていってください。」
締めくくりに、十字架のしるしとともに、子供たちと皆さんを祝福した。卒園式で祝福というのは初めてだが、園長先生が、カトリックの幼稚園であることを一生懸命アピールしているのがよく分かって嬉しかった。そういえば、父母代表のあいさつは信者なだけに、「愛し合いなさい」という聖書の引用もあって、さすがに立派なものだった。
終礼の後、甲突川べりの遊歩道をウォーキング一時間。久しぶりだったが、かなり整備されていて気持ちよかった。明日は鹿屋。
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