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塀の中から

作成者 admin投稿日 2013年01月18日 19時34分 最終変更日時 2013年01月18日 19時34分
塀の中の歌姫

ペペ(Paix仏語で平和)という二人組の女性歌手を知っているだろうか。xの右上には2がついている。二人組だからだと思う。

この10年間で、300回もの公演をこなした。といっても、全国に六十七あるという少年院や刑務所でのこと。2度、法務大臣賞を受けたプロの歌手。2001年コロンビアからメジャーデビューし”塀の中”の歌姫として「刑務所のアイドル」と呼ばれているという。

「まっとうに生きてこそ、まっとうな死にざまがある」と看護師時代の体験を交えながらのトークで更生を呼び掛けたりもするという。また、「…人を独りぼっちにせずに、家族や社会との接点があれば、犯罪はもっと減るんじゃないかと思う」という観想には、ボランティアとしての視点というより、塀の中の人々に寄り添った教育者の言葉ほどに重たく問いかけるものがある。

「出所した時には、作業報奨金でCDを買ってくださいね」と受刑者に呼びかけて笑いを取るほどに、信頼関係も築かれているようで、実際、出所した人からのファンレターが届いたり、出所の際に渡される報奨金を封も切らずにそのまま持ってきた人もいたという。日経ビジネス2013.1.14号より。

教育の名のもとに一人の少年の死を招くような教育現場がある一方で、こうして隔離された塀の中で、教育者でもない若者によって人が蘇っている教育現場もある。太陽のような教育と北風のような教育という意味の評論を今朝の新聞で読んだが、教育者という肩書を持たない若い二人に母の優しさと強さを感じた。塀の中で咲く白百合にエールを送りたい。

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