夫婦たちのアリア
毎回大なり小なり、それなりにドラマがあり、奇跡の大逆転に立ち会ったこともあるが、今回は二本もの特大ホームランに度肝を抜かれた。そして、さすがに恥じ入った。
というのも、今度ばかしは、「それでも!」の気合いをそがれるほどの手ごわさを感じたからだ。そして、そんな状況下で、恥ずかしながら、「それでも」を真っ先に撤回したのがこのボクだっただけに、スタッフ一同も長嘆息。しかし、さすがに百戦錬磨のベテランスタッフたち。重苦しいミーティングが終わりかけたころ「それでも奇跡を信じたい」という声に一同気を取り直して「必死に祈ろう!」
さすがにわがモットーをいとも簡単に反故にしたことに心が痛んだ。遅い就寝だったが、翌日は、定刻よりも早起きをし、不信を詫びながら彼らのためにロザリオ一環を捧げたのだった。もちろん、スタッフたちも食事時など、機会を見つけては愛を込めた関わりを大事にした。そんなこんなで、神様が働いたという当事者たちの証言通り、またしても神様の一方的勝利となった。これだからMEはやめられない。5組全員が再会を約束して嬉々として帰路についたのは言うまでもない。
そして、明けての今日の主日のミサは修道院。福音はヨハネ15章のぶどうの木のたとえ話。実をつける枝と実らない枝とはまさにボク自身の信仰状態そのものではないか、とまたしても恥じ入った。十字架からのメッセージを説きながら、キリストからの樹液を完全に取り込めていない常識の自分。かつての母に見たマダラボケという対応の難しい現実が蘇った。そんなボクの現実をマダラ信仰と言わずしてなんと言おう。参列者から思わず笑いが起こった。
しかし、信者は司祭も修道者も誰であれ、マダラ状態。そんなマダラ信者であっても、神様はあきらめることなくご自分の夢の実現のために期待し続けておられるところがスゴイ。一同、納得のうなずき。
6時少し前帰館。
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