現在の場所: ホーム それでも!Blog 対話の入り口で
« 2014June »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最近のエントリ
ペトロパウロ休日 koriyama 2014年06月29日
有難うシスターたち koriyama 2014年06月27日
大分教区司祭研修会 koriyama 2014年06月26日
32年ぶり班制度 koriyama 2014年06月24日
梅雨の晴れ間に koriyama 2014年06月19日
最近のコメント
お忙しい中で、ご返事ありがとうございます Y教区で求道中の鹿大OB 2014年06月27日
Re:32年ぶり班制度 koriyama 2014年06月26日
Re:ヤンバルの森 koriyama 2014年06月26日
Re:32年ぶり班制度 Anonymous User 2014年06月24日
訂正 Josephology 2014年06月13日
このBlogについて
☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。
 
編集操作

対話の入り口で

作成者 admin投稿日 2009年03月03日 22時14分 最終変更日時 2009年03月03日 22時14分
清水寺庭園

カテケージス

雛人形?

「あなたは菩薩です。」お坊さんが司祭に言う。「あなたもそうですね。」司祭も答える。そんなやり取りから続けられた二人の旅は今も続く。

菩薩とは、修行を積み、そういう身分にあるにもかかわらず、「すべての人が救われるまでは涅槃(本当の安らぎ)に入らない」と決心した人のことだという。すべての人が神の国の住人となるまで人々とともに生き続ける信者の姿に重なる。ミサの中での司祭の言葉。

午前中の勉強は原始仏教とパウロ6世における対話。30歳のころ悟りを開いたいう仏陀はやはり宗教的天才?悟りとは「光に照らされた者」という意味。日本語の言葉の意味からすると「核心を取り出す」。蛇だと思ってびっくりして飛び上がった。よく見ると縄だった。恐怖心の結果だ。このように、錯誤による迷い。つまり無知ゆえに迷うというのは本当に違いない。

パウロ6世の回勅「エクレジアム・スアム」は対話の大憲章と言われるのだという。「対話の起源は神の意向そのもののうちに見出される」。「神はその独り子をお与えになったほどに世を愛された」(ヨハネ3,16)とあるように、神が身をかがめて人類と救いの対話を始められた。ここに教皇は、諸宗教対話の原点を見ようとする。「教会は対話そのものになるべき」「教会はメッセージそのものになるべき」「「対話しようとする相手より先にはじめなくてはならない」パウロ6世の対話に対する妥協を許さない確信に圧倒された。

午後からのお寺訪問も諸宗教たいの実践。訪問先は八女の近くにある天台宗の清水寺。庭園は室町時代にできたもので国宝だとか。40代の和尚さんはイケメンの自信家。「天台は釈迦の教えの一部ではなくそのもの。縁起の法はその中心。何一つ孤立したものはなく、すべて関係性の中にある。・・・」

午前中聞いた原始仏教のおさらいのようだったが、「縁起を司るものがあるんですか」という質問は的外れのようだった。「関係性は考えて分かるものではなく体験するもの。悟った人は鐘が鳴るのを聞いて言う;私が鳴った!」・・・「私の命の独自性についてはどうお考えですか?」「いい質問です。一即一切 一切即一」私つまり全体 全体つまり私。こうなると禅の世界だ。「私の命は神から望まれて・・・」という思想は期待すべくもなかったが、諸宗教対話はまずお互いに学びあうことと知るべし、か。

帰りの掛け流しの温泉は三日ぶりの湯浴みにふさわしいものだった。今日はひな祭りというので、夕食後のデザートは桜餅とおはぎ。三つも食べた。

 ※Facebookユーザーはコメント欄への書き込みもできますので、ご利用ください。


【お知らせ&お願い】 サーバーの制御で最新号が表示されないことが時々あります。
最新号でないかもと思われる場合は、それでもBlog!最新号の表示をクリックしてください。
ロケーションバーのURLの末尾に/(半角のスラッシュ)を挿入後クリックすることでも同様の効果があります。

【お勧めです】臨床パストラル教育研究センター

カテゴリ
できごと できごと
トラックバック用URL:
http://sdemo.net/pken/Blog/5bfe8a71306e5165308a53e3/tbping
コメントを追加

下のフォームに記入してコメントを追加できます。平文テキスト形式。

(必須)
(必須)
(必須)
(必須)

This helps us prevent automated spamming.
Captcha Image

Powered by Plone CMS, the Open Source Content Management System

このサイトは次の標準に準拠しています: