今日は1日フリー。左下の奥歯二本の義歯を支えていた一本がついにダウン。2ヶ月ほど前に抜歯。

お陰で三本が欠損という状態で長い間不自由を強いられてきたが、ついに今日新しいのが奥に収まった。口にしたものが両方でしっかり噛めるというのがこうも快適だったとは！出来立ての歯は切れ味がよく、ただでさえ時間のかかる玄米もたちまちだ。ささやかな幸せ。

午後からは冬支度。１昨年の冬に購入した4着の長袖の下着は、Ｍサイズにもかかわらず、なぜかいずれも超長袖。袖口を折り曲げるのもスマートでない。そうでなくても面倒な上に着るのが憂鬱でさえあったのだ。先日夏物と冬物を入れ替えた際、この4着に小さな溜め息をついたのだった。

そして、今日、補正を思いついた。まず、唯一の“手首までサイズ”を床に広げ、一着ずつ重ねてみた。なんと長いので10センチほども。二の腕の辺りでその分をたくし上げることに。旅行用の針セットを取り出して2時間がかりで完成。間が抜けるほどにみっともなく伸びすぎた袖がすっかりツンツルテンにされた姿はなんだか気の毒。ともあれ、これでこの冬は快適？

出来上がった製品を眺めていると、子供の頃、役場のおじさんが白いワイシャツをやはり二の腕の辺りをバンドで止めて仕事をしていた姿が思い出された。まさにセピア色の思い出。志布志時代に購入した卓上ミシンを置いてきたことを後悔した。

それでも、二つの懸案事項が片付き、なんだかとても充実した幸せな一日だった。